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140話 お洗濯 ページ44

ウォッシュアの水攻撃を、なんとか避けた後、選択肢が出てきた。
「分析」「触る」「洗う」「ジョークを言う」の4つ。

「よし、ここはオイラのジョークで、一発笑いを取ってやるか。」

「兄ちゃん!真面目に考えて!」

サンズがそう言うと、パッピはピシャリと兄を叱った。
それを意に返さず、パッピの小言を笑顔で軽く流しつつも、アドバイスをくれる。

「へへ、分かってるって。冗談だよ。そうだな…ウォッシュアは綺麗好きらしいから、洗ってもらうのがいいんじゃないか?」

うん、確かにそれが一番良さそうだ。

「そうだね!それでいくよ!」

私はサンズのアドバイスに、納得して頷くと、ウォッシュアに体を洗ってくれるようにお願いした。

「ウォッシュアさん、私達、洗ってもらいたいんだけどいいかな?」

それを聞くなり、ウォッシュアは嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねた。
アヒルちゃんまで、一緒に飛び跳ねている。

「ぴよ」

「グリーンはクリーン!」

グリーンはクリーン?
どういうことだろ?と疑問符を浮かべていると、水滴が螺旋状に飛んで来た。

でも、さっきと違って、水滴の中に緑色の(しずく)が混じっていた。
水滴を浴びた時、緑色の雫も一緒に降りかかる。
すると、HPが回復した。
さっきのウォッシュアの一言は、この事だったのかな。

「みんな、キレイになった」

ウォッシュアは、満足そうにそう言うと、アヒルちゃんと共に、その場を去って行った。
嬉しそうにスキップしながら。
最後まで、癒しをくれる子達だったな。



ウォッシュアを見送った後、フリスクが「あっ」と声を上げた。
フリスクの視線を追うと、そこには望遠鏡が設置されている。

「望遠鏡だ!ちょっと覗いてもいい?」

「オレ様も、久しぶりに覗きたいぞ!A、いいか?」

好奇心で、目を輝かせながら、そう聞いたフリスクとパピルスに、私は「もちろん!」と笑顔で答える。

フリスクが望遠鏡を覗いてる間、私は、また別のエコーフラワーに触れた。


『星占いによると…今週の運勢は、先週と同じようだ…』

がっくりと、また気を落としたような声が聞こえ、ちょっと同情した。

「あらら…結果が変わらないと、がっくりよねぇ…」

「でも天井に光ってるのは石だし、星が変わらないからな。そりゃそうだろ。」

サンズの一言に、それもそうだなと納得していると、フリスクとパピルスが声をかけてきた。

「A、サンズ、ちょっときて!」

「これを覗いてみろ!」

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のん猫??(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに外します! (2021年7月8日 12時) (レス) id: 0f66d036df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん猫?? | 作成日時:2021年7月8日 12時

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