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｢はァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜｣
お店を出てからというもののずっと
ほんとにず〜〜〜〜〜〜〜っと不機嫌な智さん
｢いやごめんなさいって……奢れられるの嫌なんですって私…｣
｢そろそろ許してやんな〜？俺も奢られた立場だからなーんにも言えないけどさ〜？｣
ね？っと智さんの顔を覗き込む鈴っち
いやほんと許して
奢っただけじゃん？私だって稼いでんだ？
払わせてくれても良くない？
｢だってみやちゃん、潤くんって聞いて嬉しそうだったんだもん｣
｢｢ソコ？？？？？？？？｣｣
鈴っちとユニゾンしてちょっと笑う
｢あ〜！！分かった！今度嵐にしやがれの準レギュにしてもらお〜！｣
｢何がわかったのこの人｣
｢俺もわかんねーわなんだこれ俺も準レギュ欲しい｣
｢いや違うっしょ鈴っち｣
｢オッケーオッケー！もしもし〜！！田中さ〜ん？｣
｢おい｣
私たちの話は全く聞かず田中さんという方に電話をする智さん
｢そう！今度の準レギュコーナー！見つかったの！
オレのオキニ！！｣
｢ちょまてやコラ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！｣
｢オッケー！わかった言っとく！｣
｢話し終わっちゃってるよみやちゃん｣
なんでだよと心の中で大きく叫ぶ私
いやマジでなんでだよ
｢みやちゃんよかったね、地上波デビューだ｣
そう言ってニコニコな智さん
さらにこう続けた
｢ここで歌って？俺がそれとってスタッフに送るの
それから嵐にしやがれの打ち合わせね？｣
｢ずるい｣
｢鈴っちずるいじゃねえんだけど助けてくれない？｣
おかしいだろ
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作者名：ACT航空 | 作成日時：2020年10月21日 22時
