EPISODE 10 ページ10
『や、やっちゃった……』
中「まぁなんとか何だろ!」
『気楽だなぁ…他人事だからって、』
中「実際他人事だしよぉ」
『……そうだね』
_____________
太「どうしてAが……
Aは私の目の前で死んだんだ。
この目でしっかり見たんだ
…あれが本当にAなのであれば、会う以外の選択肢は無いだろう」
太宰は顎に手を当てて考える動作をした
太「それより、中也と一緒に居たってことはまだポートマフィアなのか。
……なら導いてあげないと、織田作の願いを叶える為にも」
4年前__
織田は敵組織の長、ジイドとの戦いの果てに瀕死の状態でいた。
太「織田作っ!」
太宰が走って織田の元へと駆けつけた
既に織田は息を吸うのが精一杯という程の状態であった。
その中でも織田は太宰に言いたいことに話していた
織「……太宰。」
太「なんだい」
織「最後に、"4人"で酒を飲みに行きたかった。」
太「っ…私もだよ」
織「彼奴は、…Aは、死ぬには勿体ないほど良い奴だった。出来ることなら、光に導いてやりたかった」
太「、そうだね」
それから少しばかり話した後に織田が息を引き取った。
太「……4人で、…くだらない話をしながら飲みたいよ。」
太宰は自分の目を手で覆った。
太「それにまだAに思いを伝えられてないや。
…………愛していた、と。」
太宰は独り自嘲した
_________________
『…それ以前に…』
Aの顔が急に青ざめた
中「それ以前に?」
『森さんに太宰と関わるなって言われたのに…
どうしよう…』
中「ギリあれは関わってねぇよ」
『そうかなぁ…』
中「そうだろ。Aは彼奴と一言も話してねぇし」
『……そうだよね。ありがと中也』
中「おう」
531人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛雫優月(あいし ゆづき)(プロフ) - 一気見しました凄く内容が良くて最高でした✨更新待ってます.ᐟ.ᐟ (4月7日 13時) (レス) @page16 id: b0983097f3 (このIDを非表示/違反報告)
りんる - 更新待ってます! (2022年8月21日 0時) (レス) @page10 id: fac259dccd (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2022年8月13日 3時) (レス) @page9 id: 26954e9d33 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - ポートマフィアってあったかいですね。 (2022年8月7日 20時) (レス) @page6 id: ed78c159cc (このIDを非表示/違反報告)
ルルカ(プロフ) - 夢主ちゃん…相当ロリータ服着せられるのが嫌だったのかな? (2022年8月6日 17時) (レス) @page1 id: d786c529bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コあら_ | 作成日時:2022年8月4日 2時