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逆ハーが十四個目 ページ14

『ねぇ、アキ』

ア「あ、Aさん。どうしたんですか?」

アキは電話を置いてAの方を見た

『さっきの"ヤバイやつ"って、私も入ってる?』

ア「そんな訳ないじゃないですか…」

『ふふ、よかった。
……アキ、マキマさんのこと好きなの?』

ア「っえ…?…なんでですか?」

『だって…さっきあからさまにマキマさんに照れてたでしょ?だからそーなのかなって』

Aが俯きながら言った

『ただそれだけ!』

さっきの少し悲しそうな雰囲気とは一変して明るくなった。

『料理邪魔してごめんね!カレーお願いね!』

ア「え、あの、……Aさん!」

アキがAのことを呼び止めた時にはもうAはデンジの方へ走って行っていた。

ア「Aさん………この前の貴方の言葉、そのままそっくり返しますよ。」

誰もいないキッチンにアキの声が木霊した

『デンジくーん、パワーちゃーん!もうすぐカレー出来るよ〜!』

デ「カレー!」

1番にデンジが出てきた

『デンジくんカレー好き?』

デ「食べたことはねぇすけど、食べれるモンはなんでも好きです!!」

『さすがデンジくんだね!』

パ「A〜!ワシも食う!!!」

次にパワーが出てきてAの胸に飛び込んできた

『パワーちゃんは相変わらず元気だねぇ、よしよし』

そしてAはパワーの頭を撫でた

デ「あ!ずりぃ!!
とゆーか、なんでそいつそんなにAさんに懐いてるんすか!」

『うーん、それデンジくんが言うかぁ
えっとねこの前のヒルの悪魔の駆除の時にね……』

__________

『パワーちゃん動ける?』

アキがデンジを連れたと同時にAはパワーの方へ行った

パ「指1本動かせん」

『パワーちゃんはなんでデンジくんにあんなことしたの?』

パ「……わからん。」

『うーん、まだパワーちゃんには難しいかな?
私が考えるに、多分あの猫ちゃんが相当大事だったんだろうね』

パ「……」

パワーはAの話をしっかりと聞いていた

『パワーちゃんは誰かに助けを求めてたんだよ。あのコウモリからどうやって猫ちゃんを取り戻すか、ただそのやり方が良くなかったかな』

パ「で、でも人間を渡さないと、ニャーコが…」

『少しずつでいいよ。
まずは誰かに頼ってみよう……ね?
私もパワーちゃんの事、いつでも助けてあげる』

パ「ウヌ……ワシの事、嫌いにならないのか?」

『ん?…なんで?』

パ「さっきのヤツ、ウヌの仲間じゃろ?
ワシはそいつを傷つけた」

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あらき - 続き待ってマース (2023年4月5日 1時) (レス) id: 9d8864b70f (このIDを非表示/違反報告)
アリア - はい‼️頑張ってください‼️ (2023年1月29日 20時) (レス) @page3 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
コあら_(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます!最近更新停止気味になってしまっているので頑張ります!! (2023年1月9日 22時) (レス) id: 5a8a442c40 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - はじめまして‼️文才が...すごいっ‼️更新無理せずに頑張ってくださいね‼️ (2023年1月6日 15時) (レス) @page2 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
コあら_(プロフ) - 剃り残しさん» ありがとうございます!! (2022年11月22日 14時) (レス) id: 5a8a442c40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コあら_ | 作成日時:2022年11月21日 0時

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