この作品について ページ5
作者のリン。です。
コメント欄で「こんな作品を書くのは不謹慎だ」と言う事を書いて下さる方がいると思います。
実は私は幼少期に高熱を出してしまい、今は視えないのですが、幽霊が視えていたんです。
そしてこの作品はその時に視えていた幽霊さんとの事をエイジさんに変えて書いている体験談です。
その人は今回のエイジさんと同じ様に、友人と海外旅行に行き、海で高波に攫われ、息を引き取ったと言っていました。
何十年も彷徨って、やっと自分を視える人を見つけられたと、とても喜んでいました。
私はその人の成仏に協力しました。未練を覚えていたらしく、直ぐにそれは成功しました。そして、成仏する際にこう言いました。
『君が一番嫌いなものを消してあげる。僕に協力してくれてありがとう』
と。その時は何を言いたいのか分かりませんでした。翌日、私はまた高熱を出しました。
次に目を覚ました時には私の周りには幽霊は居らず、親しかいませんでした。そして理解しました。
その人は私が一番嫌いだった幽霊を視えなくしてくれたんだ、と。
その人に私は幽霊が嫌いな事を話していません。友達に話していた事を聞いたのかな、と思いました。
その日は熱が完全に下がるまで、と言って親は学校を休ませてくれました。
自分があんな事を言わなければ、まだ視えていたのかもしれないのに。ゴメンなさい。
そう思いながら泣きました。日が暮れて、夜が明けるまで、ずっと泣きました。
『泣いてばかりいても何も始まらない』
その時にその人の言葉を思い出しました。涙を拭いて窓を開け、空に向かって
「ありがとう、幽霊さん」
とポツリとつぶやいて、倒れ込む様にして寝ました。
あれから数年が経って、今回のエイジさんの事はその人に似ているなと思い、この作品を書く事にしました。少し現実とは違う部分もありますが。
不謹慎だと思う方は、本当にすみません。
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桜 - 返信、ありがとうございます。応援してます！ (2019年6月7日 0時) (
レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
リン。(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。余裕がある時に書く、と言うのはとても良いアイディアだと思います。私も現実で色々あって更新があまり出来ていませんでした。これからはもう少し多めに更新出来たらなと思います。 (2019年6月4日 7時) (レス) id: 4d98e1debc (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 私は作者さんが少しでも余裕があるときにでも、何ヶ月も更新できなくても書いていただければ嬉しいです。けれど作者さんだって難しいことがあるかと思いますので強要とかは私もありません。(上手く書けなくてすいません) (2019年6月3日 11時) (レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
璃人(プロフ) - いえいえ！謝る必要ないですよ！返信ありがとうございます。作者さんが書いて頂けるのが一番ですね！また何かありましたらその時に！((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺ (2019年6月1日 23時) (レス) id: d2c3edb754 (このIDを非表示/違反報告)
リン。(プロフ) - 璃人さん» ありがとうございます。貴方のコメントを見て、少し書きたい枠が湧きました。代わりに書いて下さると言って下さったのに、すみません。ですが、また書きたくないと思った時には貴方にこの作品を書いて貰いたいなと思います。その時はよろしくお願い致します。 (2019年6月1日 22時) (レス) id: 4d98e1debc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン。 | 作成日時：2019年1月6日 23時
