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遅れましたが23話です。 ページ27

貴女side


マホトさんにエイジさんの存在がバレて一週間が経過しました。遂に今日、アバンティーズさんとエイジさんを会わせることになりました。

お兄ちゃんは打ち合わせの為、私とエイジさんと成仏協力の尊の三人でマホトさんの家に向かっています。

エ『本当にまふまふさん、連れて行かなくて良かったの?』

貴「大丈夫です。お兄ちゃんはもうすぐワンマンなので」

今日の朝もお兄ちゃんは打ち合わせだったのに付いてくるって聞かなかった。ワンマンはお兄ちゃんが望んでいた事だからそっちに集中してもらいたい。仲良くなったから見届けたいかもしれないけど。

尊「相変わらずAはまふさんに厳しいね(苦笑)」

貴「…知ってるよ。」

私がお兄ちゃんに対してストイックなのはお兄ちゃんに早く妹離れして欲しいから。親が亡くなって過保護なのは分かるけど私はもう中学生だ。小学生ではない。


マホトさんの家に着いた。尊の事は前日に話してあるので軽く自己紹介をして家にお邪魔する。その間、エイジさんには黄泉の羽織を羽織ってもらう。

エ「本当に、会えるんだな」

ゲームをしている尊とマホトさんを見ていたらエイジさんがぼんやりと何処かを見つめながら言った。

貴「会うの、怖いですか?」

返されると思わなかったのだろう。少し肩を震わせてエイジさんは微笑んだ。

エ「怖いわけじゃないよ。ただ、不安なんだ。前も言った通り、俺は溺れる時に助けを呼んだ。なんだかんだであの三人は仲間想いだから助けられなかった事を、トラウマになってるんじゃないかなって思うんだ。最近の動画ではいつも通り馬鹿してるみたいだけど」

貴「……私は彼らじゃないから分かりませんけど、悔やんではいると思います。トラウマになっているかもしれません」

エイジさんの肩が揺れる。

貴「けど、それ以上に悲しいんだと思います。貴方にもう会えなくて。だから、動画で前みたいに馬鹿やってエイジさんを安心させようと思ってるんだと思います。」

私は彼等みたいな仲間に出会ったことがないからよく分からないけど、彼らが思っている事は何となく分かるような気がする。自分でも何を言ってるのかよく分からないけど。

エ「そっか。そうだよね。ウジウジクヨクヨしてても仕方ないか!」

そう言ってエイジさんは笑った。


アバンティーズと合流するまであと__

またのお知らせです。→←作者からのお話しです。



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- 返信、ありがとうございます。応援してます! (2019年6月7日 0時) (レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
リン。(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。余裕がある時に書く、と言うのはとても良いアイディアだと思います。私も現実で色々あって更新があまり出来ていませんでした。これからはもう少し多めに更新出来たらなと思います。 (2019年6月4日 7時) (レス) id: 4d98e1debc (このIDを非表示/違反報告)
- 私は作者さんが少しでも余裕があるときにでも、何ヶ月も更新できなくても書いていただければ嬉しいです。けれど作者さんだって難しいことがあるかと思いますので強要とかは私もありません。(上手く書けなくてすいません) (2019年6月3日 11時) (レス) id: 51e3c043a3 (このIDを非表示/違反報告)
璃人(プロフ) - いえいえ!謝る必要ないですよ!返信ありがとうございます。作者さんが書いて頂けるのが一番ですね!また何かありましたらその時に!((。´・ω・)。´_ _))ペコ (2019年6月1日 23時) (レス) id: d2c3edb754 (このIDを非表示/違反報告)
リン。(プロフ) - 璃人さん» ありがとうございます。貴方のコメントを見て、少し書きたい枠が湧きました。代わりに書いて下さると言って下さったのに、すみません。ですが、また書きたくないと思った時には貴方にこの作品を書いて貰いたいなと思います。その時はよろしくお願い致します。 (2019年6月1日 22時) (レス) id: 4d98e1debc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リン。 | 作成日時:2019年1月6日 23時

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