次の桜が咲く頃に。【爆豪勝己】 (ページ8)

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8話ページ8

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怒涛のインターンも取り敢えず一段落し、久々に3-Aへ足を運ぶ。爆豪はドアを乱暴に開けると数人だけだがクラスメイトが集まり始めていた。もちろんその中に女は居る。爆豪は自分の席へ着けば後ろの方から視線を感じた。振り向くとその視線の本人は
おはよう、と少し焦ったように挨拶をしてきたのだ。朝から最高か、今日の運勢はきっと1位だなどと内心思っている爆豪は外面平気な顔をしてﾌﾝッと前を見たのだ。もちろんにやけている。

「おーいかっちゃん、何朝からにやけてんだ？」
「にやけてねぇわ！！朝からクソ騒がしいな殺すぞ」
「ひでぇ…」

気軽に話しかける上鳴にとてつもなくいつも通りの暴言を吐きそれに切島はまあまあと席につかせる。
爆豪朝から荒れてんなとクラスメイトは困ったように席に着いた。

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昼休み、ランチラッシュの作る昼食を食べたい！とA組は駆ける。いつもなら後ろの方で飯田が廊下は走るな！と委員長を発揮してくるのだが今日は絶賛インターン中だ。是非頑張ってきて欲しい。
3年生は今少ないので食堂はいつもより空いていた。まぁ、3年がいない分１、２年がここを占領するのだが。
オムライスのプレートを抱え端の方へ行こうと麗日に着いていく。麗日の向かいに座ると丁度その奥の方で男子たちは固まってお昼を摂っていた。

「いただきます！！」
「わーお、お茶子ちゃんがっつくじゃん」
「えへへ。インターンで結構労働したんよ」
「お疲れ様だぁ。」