偽りの愛 (ページ8)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:586 hit

8話ページ8

與サイド

與「先輩！！目覚ましてくださいっ！彼女おるんやで？？」

おかしい。

おかしすぎるよ。

かっこよくて優しい先輩を信頼してたのに。

人間ってこんなに変わるんやな。

西島「真司郎君」

先輩を無理やり抵抗する俺の手を引っ張ってキスしてくる。

與「んっ…せんっぱっい…」

声を出すたび何度も重なってくる唇。

でもなぜか不思議とAと違う快感が俺の体を走る。

西島「何感じてんの？可愛い奴」

その顔はまるで優しい顔とは裏腹に何かを支配するような男の顔をしている。

まさかAもこんな気持ちなのか？

男がこう見えるのかな…

そう考えてるうちに脱がされてく服。

「先輩！！これはいかんで！！彼女さんがおるっ…」

声出すたびまた重なる唇。

Aごめんっ…

イケナイことしとるのわかっとる。

でもな……やっぱり不思議と抵抗できなくなっちゃうんや。

與「先輩…今夜だけならっ」

つい放ってしまった言葉…

先輩はもっと覚醒する。

西島「あれ？気持ちよくなっちゃった？先輩気持ちよくしてあげる」

そういって俺のモノを振り回す。

そして紅色のリップクリームを塗りまくってキスしてくる。

俺は自然と涙がこぼれる。

よくわからない複雑な気持ち。

Aが大好きなのに先輩に溺れてく。

與「んっ…そ、そこはっ…」

俺の抵抗なんて無視してモノを振り回す先輩。

俺はあっという間に果ててしまった。