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#5話 ページ6

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「まだ此処に居たい所だけど。飛行機の時間だから私達はもう行くわね」

「そうそう、お母さんも有希ちゃんと一緒にアメリカに行くことにしたから。2人で仲良くやるのよ?」


『うん、分かってる。あ、そう言えば新ちゃんは今何処に…』


「新一なら…世界各国を飛び回って難事件を解決しているのよ」


『世界中を行き来してるんですか。あの歳で凄いですね。さすが優作さんの息子さんです』


最後に「そうかしら。じゃぁまた来週!」とだけ言い残して母と一緒に、車で風の如く行ってしまった。





取り残された私達はリビングに戻り、夕食の話をした。


『今日から一緒に住まわせて貰う訳ですし、私がお作りしますよ』


「いえ、それでは私の格好がつきませんから」


と、さっきからこんな会話が続くばかり。


少しの間が空いた後、先に口を開いたのは彼。


「これでは埒が明かない。割り振りましょう」




結果

月・水・金・日 が 私。

火・木・土 が彼。




「今日は火曜なので私が作りします。食材を買い揃えて来ますので留守番頼みますよ」


『分かりました。それで、今夜の献立は決まってますか?』


「まぁ、一応。リクエストでも?」


『いえ。特にそう言う訳では…』


「では、留守番頼みます」



再度またそう言って、沖矢さんも行ってしまった。





先程沖矢昴(あの人)の部屋で見つけたノートパソコンとを開いてみたがやはりロックがかかっていた。


とは言え、スマホとは違いパスワードの様なものが書かれた紙が机の下に貼られていた。


まだ何者かは存じないが諜報部員などであればこんなマネはしないはず。

だから妙な違和感を感じたのは私の勘違いだったと思えたのだけれど……、

……あの部屋で見た楠田陸道などの書類を見たとなると、もう そうとは思えなくなった。




ロック解除は案の定……成功しなかった。



12151511152120!



今思えばこれがよくパスワードに見えた思う。

これは何?と思いながら、写真を撮って捨てずにポケット中に入れた。

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カンナ(プロフ) - ナミさん» ありがとうございます(o^∀^o)!。今後の赤井さんの行動が気になりますね。 今後の展開をお楽しみに!!。 コメントありがとうございました (2020年6月5日 6時) (レス) id: 429d40b89b (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 赤井さん夢主さんを助けてあげてください。まさかインスタでこうなるとは、次回どうなるか楽しみです。 (2020年6月5日 2時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - ナミさん» そう言って頂き、本当に嬉しいです。これからも更新頻度を落とさず面白い作品を作っていけるよう頑張ります。コメントありがとうございました。 (2020年5月20日 8時) (レス) id: 429d40b89b (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 沖矢昴さん登場して嬉しいです。赤井秀一さんが、早く登場することを楽しみにしております。これからも頑張ってください。 (2020年5月20日 3時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カンナ | 作成日時:2020年5月12日 22時

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