【名探偵コナン】同僚探しにはるばると。

#29話 ページ31

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尾行をし始めてもう空を見渡すとオレンジ色に染まっていた。


先程まで大通りに居たはずなのに気が付けば港の倉庫街に出ていた。




『これからどうす…ッ…！



危ないッ!!』



復帰したばかりのジョディを庇い、ジョンソンの仲間が放った銃弾を喰らい右腕の上腕部に怪我を負った。


「Aッ！。キャメル、ジェイムズに報告をして、男を追って」


「いえ、もう時期に捕まるかと…」


『えぇ。…だから、早く撤退…しないと。

どーせ貴方達の事だから、無許可で捜査してるんでしょ。

バレれば始末書だけでは済まされないと思うけど…？』


銃刀法違反と今の発砲で非常線をはればもうジョンソン・リリーもこちら側にお縄につくだろう。




「えぇ。それより怪我は…」


『スカーフとか持ってる？』


「ごめんなさい。持ってないわ…」


「あの、私のネクタイで良ければ…」


シュルッとネクタイを外して どうぞ と、渡してくれた。


『ありがとう。新品の買って返すから』


「良いですよ。そんなの」




上腕部をキツく縛り失血を防ぐ。



「アナタそれで大丈夫なの!?。病院に行った方が…」


『いきなり拳銃で撃たれましたなんてこと言う患者が現れたらどう思う？

即警察に通報が行くはずよ』


「じゃ、じゃぁどうすればッ」


『この位の弾なら人から摘出した事があるわ。

でも怪我の痛みで集中出来ないから、出来れば麻酔薬があった方が助かるのだけれど…』




「そこら辺はジェイムズに話してどうにかしてもらうわ。

もう少しだけ我慢してちょうだいね」


『うん。…ありがとうね。ジョディ』






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