死 ぬ 気 で 生 き ろ【鬼滅の刃】【逆ハー】〜日常編〜

弟くんと任務 ページ5

鴉「カァ！！カァ！！任務ニ向カエ！
西、西ィィイ！！」







『うるせえぇぇえええっ！！』






私の鴉…名前は家鴨(あひる)。
(どんな鳥か気になった人は調べてみてね)

名付けた時、めっちゃクチバシで頭つつかれた。あの日の痛みは覚えてる。









鴉「西、西ィィイ！！」





『さっきも聞いたわ！！！てか頭の上に乗るな！！！』





鴉「イイカラサッサト向カエーーー！！
ノロマ、ノロマァァア！」






『てめぇ焼き鳥にするぞ』







・






・







・





私はあひると喧嘩しながらも、任務先に向かった。





そこには……








『玄弥くぅぅぅぅうんっ！！！！やっほぉぉおおおおお！！！』




鴉「ウルセェ！！！」






家鴨はすかさず私の頭をクチバシで思い切り続いた。


いつか本当に焼き鳥にしてやろうと思った。









玄「…！Aさん！！」









あ、うん。わかってた。目合わせてくれないよね、うん知ってた。


マジで真正面から顔を思いっきり覗き込んでも顔そらされるんだけど。


ていうか顔どころか体そらされるんだけどどういうこと。









『あれ、任務って言われたからきたんだけど…玄弥君も？』





玄「は、はい…！！」







あ、この子お兄さんと違って礼儀正しい。

いや、お兄さんも御館様の前では割と礼儀正しいし常識人だけどね。

私に対する礼儀がなってないのよ、あの人←

まあ私の方が年下ですけどね？！






玄「…！Aさん危な…！！」




『ん？どした？』




玄「……いえ。」








私が拳で鬼の頭蓋骨を粉砕した様子に、玄弥君は「なんだこいつ」って顔をした。







その後しっかり日輪刀で鬼の首を斬ってさしあげた。








『でも私が呼ばれたし…ここまだ鬼いるよねぇ。』







皆さんお忘れではないだろうか。

そう、私は柱です。柱なんです。








玄「……」




『そういや玄弥君は何が好き？食べ物』




玄「……」




『私は甘い物好きだなぁ。基本なんでも食べるけど。』




玄「……」








待て、なんか私一人で話してる。

この状況は非常にまずい。

後輩の中で希少ないい子かもしれない存在に無視されるというのは、私にとってはかなりきつい。




ちょっと前までいい子だと思っていた後輩3人組は、変だった。何がとは言わないけど変だった。

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