死 ぬ 気 で 逃 げ ろ 。弐【鬼滅の刃】【逆ハー】

炎柱、ついに....！！ ページ3

鬼ごっこ終了まで、あと16時間！







『ひぃぃぃぃぃい！！！煉獄さんんんん！もういい加減諦めてください！！！』





煉「む！何故だ！」






『いやもうまじで勘弁してください！！！』






煉「？」









しかも煉獄さん速いの、めっちゃ速いの！！！


頑張れ私、頑張れ！！！









『こうなったら………』








四次元ポ○ットからさつまいもをとりだす。←









『止まってください！！煉獄さん！！』



煉「なんだ！！」



『これ、なんだかわかりますか？！』



煉「よもや！！！！！！さつまいもではないか！！！」








煉獄さんは分かりやすく食いついた。









『これ、あげますし今回は見逃してくれます？見逃してくれますよね？』





煉「うむ！！そういうことなら今回は諦めよう！！！さつまいもを食い終わったらもう一度君を追う！！」






『はい、じゃあどうぞ！！！煉獄さん！！』







煉「わっしょい！！わっしょい！！うまい！！わっしょい！！」









ご満悦な煉獄さんから1秒でも早く離れるために、私は走り出した。


ふう…またこういうことがあったら、それぞれの好きな食べ物を買って釣って逃げようかなぁ。









煉「A！待て！！」




『ひぃぃぃぃぃい！！！なんでもう追いついてるんですか？！さつまいもは？！』




煉「食った！美味かったぞ！」




『それは良かった！！でも出来ればもう少しゆっくり食べて欲しかったですね！せめて16時間くらいかけて！！！』





煉「それは出来ない！！」





『ですよね？！？！



じゃあこれどーぞ！！』









私はまた、昨日と同じようにさつまいもをぶん投げた。









煉「わっしょい！！わっしょい！！」









それを追いかけていく煉獄さんの背中は、一瞬で見えなくなった。




その姿に、私はひとつの生物を思い浮かべた。









『……犬みたいですね、煉獄さん』

風柱、罠を仕掛ける→←音柱と嫁

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す