検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:57,220 hit

百拾壱. ページ27

伊之助がその隙に、鬼の骨を露出させた。






炭「ヒノカミ…!!」




『馬鹿。その怪我で呼吸なんて使ったら重症化するよ…?!下がって!!』






炭治郎はかなり深く刺されたはずだ。
本当ならすぐに手当をするべきほどの傷。







『光の呼吸…肆ノ型、光輝連斬!!』








鬼の首が切断された。









その瞬間、凄まじい断末魔と揺れが襲う。








伊「首を切られてのたうち回ってやがる!やべえぞ!!
横転する…!!」




炭「伊之助、A……っ!!!」






炭治郎は傷がいたんだのか、腹を抑える。







『伊之助、炭治…!!』









言いかけた時、視界の端に、今にも外に投げ出されそうな幼い少女がいた。






伊「A?!そっちはあぶねぇ…!!!」






私は伊之助の叫び声も聞かず、その少女を抱き締め、列車の外に放り出された。







『ーーーーカハッ…!!!』





身体をひねり、少女に怪我をさせないため背中から落ちる。

一瞬呼吸が出来なくなり、数秒後に全身にいたみがはしった。あ






「うっ…おねえ、ちゃん?」




腕の中の少女は、何が起こっているのか分かっていないようだった。





『……っ、ふぅ…。大丈夫?怪我はない?』


「うん、うん…でも、お姉ちゃん、たくさん血が…」


『大丈夫。私はこんなのなんでもないから。
早く安全なところに…ね?』





私はそう言って微笑むと、少女は走っていった。







伊「A!!大丈夫か?!って、お前…凄い血じゃねえか!!!死ぬぞ!!」




『あー全身切ったから、血が出てるだけ。大丈夫、安心して!』






私はニコッと笑い、歩みを進める。






伊「どこ行くんだ?」





『…伊之助は、炭治郎をお願いね。
私はちょっと







…鬼のところに』

百拾弐.「冷酷」→←新作です



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

遥香(プロフ) - この小説大好きです⸜❤︎⸝‍更新待ってます!これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2023年2月25日 22時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - ありがとうございます!更新無理をしない程度に頑張って下さい!楽しみにしています! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アニメ万歳さん» 作品の方にリンク貼っておくので、そこから飛んでください! (2019年10月28日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - 本当ですか!感謝しかありません!ありがとうございます!……すみませんが、リンク貼ってくれませんか……?書いてくださったのに、申し訳ないですが……。 (2019年10月28日 21時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アニメ万歳さん» 暗殺教室と鬼滅の刃ですねー!完成したのでよければ見てください! (2019年10月28日 14時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひかり | 作成日時:2019年10月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。