佰伍.「新たな任務」 ページ12
伊「ん…なんじゃ…」
善「ん?どーしたの……」
まだ鼻ちょうちんを膨らませたままの善逸が寝ぼけた声でそう言った。
「無限列車ノ被害拡大。
40名以上ガ行方不明。現地ノ、煉獄杏寿郎ト合流セヨ!直チニ西ヘ向カエ!!」
・
・
・
そして無事、全員あの大きな瓢箪を割ることに成功。
全集中・常中を習得したのだ。
いよいよ今日が出発の日。
「どうぞ!」
炭「ありがとう!」
善「今食うな!!」
なほちゃんたちが持ってきてくれたおにぎりを速攻食べようとする伊之助の止める善逸。
「「「いっぱい鬼を倒してきて下さいね!」」」
『うん、頑張るね』
善「だから食うなって言ってるだろ!?」
伊「うるっせぇ!」
『…!!冨岡さん!!』
炭「…!!」
私と炭治郎は、冨岡さんの元に走る。
冨「今から出陣か。」
炭「はい!」
冨「全集中・常中はできるようになったみたいだな。」
炭「はい!」
冨「続けるといい。」
炭「はい…!冨岡さん、禰豆子のこと。ありがとうございました。
命をかけてくれてただなんて…俺、知らなくて。
どう感謝を伝えたらいいのか…」
冨「礼なら、仕事で返せばいい。
俺達鬼殺隊の使命は、鬼を討つ…以上だ」
そう言って冨岡さんは一瞬にして消えた。
『…冨岡さんかっこいいよね、ほんとに』
炭「だな…」
私と炭治郎が2人でそんなことを話していると、善逸達の方から声が聞こえた。
「みなさんお達者で…!」
善「みんなっ…俺と離れるのが寂しいんだね?俺だけ残ってもいいよぉ?」
「善逸さんは少し…女の子に対して、気遣いや節度を覚えてくださいね」
善「……はい。
でもでも、ちょっとは寂しいでしょ?!」
「「「寂しくありません!」」」
・
・
・
伊「おい…おいおい!!
な、な、何だこの生き物はァァァァ!!!」
汽車をみてそう叫んだ伊之助。
伊「こいつはあれだぜ…この土地の主!
この土地を統べる者!!
この長さ…威圧感…間違いねえ!今は眠ってるようだが、油断するな!!」
善「いや汽車だろ。知らねえのかよ」
善逸は冷静にそう言った。
321人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遥香(プロフ) - この小説大好きです⸜❤︎⸝更新待ってます!これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2023年2月25日 22時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - ありがとうございます!更新無理をしない程度に頑張って下さい!楽しみにしています! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アニメ万歳さん» 作品の方にリンク貼っておくので、そこから飛んでください! (2019年10月28日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ万歳 - 本当ですか!感謝しかありません!ありがとうございます!……すみませんが、リンク貼ってくれませんか……?書いてくださったのに、申し訳ないですが……。 (2019年10月28日 21時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - アニメ万歳さん» 暗殺教室と鬼滅の刃ですねー!完成したのでよければ見てください! (2019年10月28日 14時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかり | 作成日時:2019年10月2日 18時