漆拾参. ページ27
この人…さっき私と善逸に、解毒剤を打ってくれた…！！
……確か、「胡蝶しのぶ」さんと呼ばれていたはず……、
胡「鬼とは仲良くできない…って言っていたくせに、なんなんでしょうか？
そんなだから…みんなに嫌われるんですよ？」
***
「すげぇ効果だな…胡蝶様の解毒剤は」
「ええ。それをこの状況をみて瞬時に調合するんですもの。
本当にすごい人です……
それと彼。」
「あぁ、あいつな？」
「彼が鬼を倒してくれたおかげで、ほんの少しだけ毒の巡りが遅くなった。」
「よし！こんなもんだろ。順調順調。
…って、あのもう1人の重症の女の子どこに行ったんだ？」
「……あぁ、あの鈴の子ですか。
あの子なら、死んでもいいから…と言って、また戦いに行きました」
「うへぇ…すげぇ度胸。
俺たちもさっさと終わらすか…ここ、すげぇくせぇもん。」
***
胡「さあ、冨岡さん？退いてくださいね」
胡蝶さんは、「冨岡さん」にそう言った。
冨岡さんは、炭治郎達を庇うようにして刀を構える。
……正直、状況が掴めていない。
あの方は、恐らく「柱」の位についている方。
それなのに、鬼の禰豆子ちゃんに気が付かないわけがない。
なのに、守ろうとしているように見えた。
……なにか事情をしっている？
冨「…俺は
俺は嫌われてない」
炭「え"…？！」
『ﾝﾝ…？！』
胡「…！
あぁ…それ、すいません。嫌われている自覚が無かったんですね…余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
冨「……。」
炭「ぇぇぇぇぇ…。」
と、冨岡…さん？
胡「坊や、坊やが庇っているのは鬼ですよ？
危ないですから離れてください」
炭「ち、違います！いや…違わないけど…あの、俺の妹で…それで…！」
胡「まぁ…そうなのですか。可哀想に…
では…
苦しまないよう、優しい毒で殺してあげましょうね？」
……大抵の鬼殺隊なら、そうなるのが当然。
冨岡さんや、私達のように鬼を庇う方が、世間一般的に見たらおかしいのだ。
…でも私は、禰豆子ちゃんを死なせたくない。
絶対に。
冨「……動けるか」
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません！直しておきました！ (2019年10月19日 11時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 伊之助と村田のセリフ直してください。全部、伊之助になってます (2019年10月19日 10時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月29日 1時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年9月29日 1時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» ふぶちゃーん！！ほんと？！ありがとう(*^^*) (2019年9月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年9月23日 15時
