伍.「村の守り神」 ページ7
最終選別から少したった。
私の元に、「刀」が届いた。
この刀は、どうやら持ち主によって色が変わるらしい。
『…！白…綺麗…』
私の刀は、一切の穢れを見せない…真っ白な色だった。
これで鬼を斬るのか…試しておきたいな。仕事の前に
私は隊服をピシッと着て、刀を片手に山に向かった。
「おや、
『ちょっと山まで！』
私の苗字は神楽月のため、ごく一部の人は苗字の1部から、私を「神楽ちゃん」と呼ぶ。
「まあ…！鬼殺隊に入ったの？」
「村のみんなが泣くぜ？鬼になんかにAちゃんが食われたら…」
少し心配そうな顔で声をかけられる。
『大丈夫ですよ！絶対に私は負けませんから！』
私はニッコリと微笑む。
すると、周りの雰囲気も安堵へと変わる。
安堵の色が、見えるのだ。
「まあAちゃんなら大丈夫か！」
「そうねぇ…これまでも、何度か鬼から村を守ってくれていたし」
私はあの日から、死ぬほどの鍛錬を重ねた。
そのおかげで、雑魚鬼の1匹や2匹が村に来たところで、私が倒していた。
そのためこの村で、鬼に喰われたのは人…あの日から、一人もいない。
『じゃあいってきます！』
「またね〜神楽ちゃん！」
「気をつけろよ！！」
私は村の人達に手を振り、また前を向き直して山に向かった。
私が向かっている山は、奥まで行くと昼間でも日光が入らない。
そのため、鬼がいるのだ。それも沢山。
･
･
･
『よし…はじめよう』
私は山の奥に目を閉じて立ち尽くした。
風邪で揺れる耳元の鈴が、ﾁﾘﾝ…ﾁﾘﾝ…と音を鳴らす。
……右斜めから鬼の匂いと、鬼がいる空気の味。
正直言って、私は確かに五感が優れているが…その中でも、桁違いに鋭敏なのは「味覚」と「触覚」。
空気の味を見分けて……1、2匹かな？鬼の数は。
こちらに来るまで…5、4、3、2、1…
飛び出してき二匹の鬼を視界で捉え、すぐにかわした。
「…鬼狩りか？！」
「お前横取りしに来たのか？！」
…と、鬼殺隊である私に反応したのも束の間。
すぐに鬼同士で争いを始めた。
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません誤字多いです...。教えてくれてありがとうございます！ (2019年10月19日 10時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 風邪で揺れる×風で揺れる○ (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます！伊之助もいいですねぇ〜！(´∀`)ほんと、鬼滅の刃は魅力的なキャラが多いです...！ (2019年9月26日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 面白いです！私は富岡さんと、伊之助が好きですねー( ＾ω＾ ) (2019年9月26日 20時) (レス) id: 37ecf0b3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 月歌兎さん» いやいや！大丈夫ですよ〜！あってたなら良かったです！コメントありがとうございました！また間違えてるところあったら教えてくださいi((殴 (2019年9月23日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年9月22日 12時
