肆. ページ6
「鎹鴉は、主に連絡用の鴉でございます。」
？「…鴉？」
私の近くにたった少年の手には、小さな雀が止まっていた。
？「これ…雀じゃね？」
『ふふっ…』
私は笑いが堪えきれずに、笑い声を漏らしてしまう。
？「ふざけんじゃねぇ！！」
突然大きな声を出した悪そうな少年に、私と金髪の少年は驚きの様子を見せる。
？「どうでもいいんだよ！！鴉なんて！！」
すると、その悪そうな少年は白髪のほうの少女の頭を掴んだ。
ちょっと、「悪そうな少年」ってイメージだったけど、今ので「悪い少年」になったよ？！
？「刀だよ刀…！！今すぐ刀寄越せ！
鬼殺隊の刀…！色変わりの刀！」
そんな悪い少年を止めに入ったのは、あの炭治郎だった。
炭「この子から手を離せ…！
離さないなら、折る！」
？「あぁ？！なんだテメェは！」
？「ぇぇぇぇ！どうしよう！！」
金髪の少年は慌てたような様子を見せたあと、「やばいよ」と言う目で私を見た。
『はぁ…』
？「やってみろよ！」
炭「……」
？「ぐ、がぁぁあっ！！！」
…あらら。炭治郎力入れたのか。
？「ぐっ…テメェ…！！」
『はいはい、やめてやめて』
私は悪そうな少年と炭治郎の間にある、険悪な雰囲気を振り払うようにして声を上げた。
『まだお話の最中だよ、2人とも。』
私は黒髪の方の双子に目をやった。
「お話は済みましたか？」
そして、目の前に置かれたのは「石の塊」。
これが玉鋼というものらしい。
ちなみに今私が持っている刀は、家にあった刀だ。
こんなものが家に転がってるなんて、どういうこと…？と思っていたが、鬼の首が飛ばせることを知ってからは私の愛刀だった。
「鬼を抹殺し、己の身を守る刀の鋼は…ご自身で選ぶのです」
？「多分すぐ死にますよ…俺は
金髪の少年は、また暗い発言をしていた。
そしてその玉鋼の前に立つ。
でも、選べと言われたけど…全部一緒にしか見えない。
…まあ、こういう時こそ「五感」を使わなきゃね。
私の五感が選べと言ってるのは…これかな。
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ひかり(プロフ) - craneberry1223さん» すいません誤字多いです...。教えてくれてありがとうございます！ (2019年10月19日 10時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
craneberry1223(プロフ) - 風邪で揺れる×風で揺れる○ (2019年10月19日 8時) (レス) id: 1013b94a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます！伊之助もいいですねぇ〜！(´∀`)ほんと、鬼滅の刃は魅力的なキャラが多いです...！ (2019年9月26日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 面白いです！私は富岡さんと、伊之助が好きですねー( ＾ω＾ ) (2019年9月26日 20時) (レス) id: 37ecf0b3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 月歌兎さん» いやいや！大丈夫ですよ〜！あってたなら良かったです！コメントありがとうございました！また間違えてるところあったら教えてくださいi((殴 (2019年9月23日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年9月22日 12時
