パーフェクト･カスケイド ページ42
望月Aside
『た、太陽…どうしたの？』
いつもと全く違う太陽に戸惑う私。
サッカー棟を出て少しして立ち止まった太陽は、くるりと私の方に振り向いた。
太「ご両親…帰ってきてるの？」
『う…ん。』
太「……昨日、何かあった？」
『…怒られて追い出された』
ここで太陽に隠したところで、直ぐにバレることは目に見えていたのでなにも隠さずに言った。
太「…それで、どうしたの？」
『サッカー棟に泊まってたけど…』
そう言うと、太陽は大きなため息をついた。
太「なんで僕の家に来なかったの？」
『それは…』
フ「A、太陽…！ここに居たんだ。
そろそろ集まらなきゃ…
って、ごめん、邪魔した…かな？」
私と太陽が話していると、フェイが私達を呼びに来たみたいだ。
太「…いや、大丈夫だよ！
行こうか、A」
『う、うん…』
さっきとは違っていつも通りになった太陽とフェイについて行き、部室に戻った。
フ「僕らはザナーク･ドメインを倒した。
けど、彼らはエルドラドの正式なチームじゃなかったんだ。」
天「だから、円堂監督もサッカー禁止令も、元に戻せなかった」
…この前私が呑気に倒れて寝ているうちに、みんなはザナーク･ドメインに勝ったらしい。
やっぱり皆凄いなぁ…あんな強いチームに勝ったんだから。
水「ﾁｯ…無駄骨かよ」
剣「だったら、どうすればいい？」
フ「もはや、エルドラドを倒し歴史の改変を無効にするしかない。」
ワ「その為には、エルドラドの持つ最強のチームを上回る力が必要なんだ。」
エルドラドの…最強のチーム
ベータやアルファがリーダーを務めていた、プロトコルオメガでさえすごく強かったのに…
信「最強チームって…今までの相手より、もっと強いってこと？」
フ「…ああ。プロトコルオメガよりも、ザナーク･ドメインよりも遥かに強い最強のチーム。」
ワ「その名は…」
ア「パーフェクト･カスケイドじゃ！」
『アルノ博士…！』
またいつのまに来てたのよ…
ア「フェイ、不味いことになったぞ」
『…？』
ア「いよいよそのパーフェクト･カスケイドを投入してくるそうじゃ。
ザナーク･ドメインが倒されたことによって、エルドラドは警戒を強め、サッカー禁止令のインタラプトをパーフェクト･カスケイドによってガードした…」
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ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» ありがとう！ (2019年7月7日 16時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - 間違いなんて誰でもあるよ 泣かなくて大丈夫！ (2019年7月7日 13時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - キリト さん» ああああごめんなさい！！最近こんなミス多いですよね(泣)ご迷惑おかけしました...。 (2019年7月3日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
キリト - 剣城君のセリフが沖田さんになってます「両親」のところです (2019年7月3日 17時) (レス) id: 017245dda0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 凜月。さん» あ！ほんとですか？？また直しておきます！すいませんでした！ありがとうございます！ (2019年6月27日 5時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年6月19日 23時
