病気 ページ22
『ふざけてる…サッカーを…サッカーをなんだと思ってるの？！』
何故か怒りが湧いてきた私はザナークに向かって怒鳴る。
ザ「声を荒らげて、らくねぇなあ？望月A。
まあいい。 あばよ」
ザナークは去って行った。
沖「はぁ…はぁ…」
この呼吸…やはり、病か。
坂「じゃ、俺っちも失礼するぜ」
沖「そうはさせ…っぐ！！」
……かなり病が進行しているのか？
坂「大事な用があるんでね。
サッカー楽しかったぜ！ありがとよ！」
坂本龍馬も去って行った。
『…沖田さん、大丈夫…ですか？』
…大丈夫な訳が無い、か。
ここまで荒い呼吸は…
『落ち着いて…ゆっくり、息を吸ってください』
私は沖田さんの背中をゆっくり擦りながらそう言う。
沖田さんは私の言ったとおりに、ゆっくり、深く息を吸った。
沖「…ありがとう。楽になった」
『よかった…です。』
……嫌な記憶を思い出してしまった、かな。
神「こんな体でサッカーをしていたのか…」
『…おそらくですが、ザナークの力は…
沖田さんの体を直したのではなく、一時的に負担を感じなくさせていただけです。
感じ無くなっていただけで…体に負担がかかっていないわけではありません。』
大「…そうだ。ザナークの力で無理やり体を動かしたから、急激に体力を奪われたのだ」
ザナーク……。
あいつは…
ギリッと奥歯を噛み締める。
剣「…貴方は、なんのためにそうまでして…」
沖田さんは、刀を支えにして立ち上がる。
沖「俺は…もう長くは生きられない。
坂本の企てが成功すれば、そうなれば…幕府は消滅する。
幕府を守ることが…我ら新選組の使命。
ならば、この命尽きる前に坂本龍馬を伐つ！」
剣「…！！」
沖田さんは少し悲しそうな顔をしながら私たちの元を去った。
『…本当に、もう病気は深刻なところまで進んでる。
あの人は…自分の限界を、もうわかっている』
フ「…A」
霧「……何故、さっき楽になる呼吸の仕方や、もう病気が深刻なところまで進んでることがわかったんだ？」
……。
『それ、は…』
私からしたら、苦い思い出の1つだ。
太「……Aの親は、医師なんです。」
返答に迷っていると、太陽が代わりに答えた。
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ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» ありがとう！ (2019年7月7日 16時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - 間違いなんて誰でもあるよ 泣かなくて大丈夫！ (2019年7月7日 13時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - キリト さん» ああああごめんなさい！！最近こんなミス多いですよね(泣)ご迷惑おかけしました...。 (2019年7月3日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
キリト - 剣城君のセリフが沖田さんになってます「両親」のところです (2019年7月3日 17時) (レス) id: 017245dda0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 凜月。さん» あ！ほんとですか？？また直しておきます！すいませんでした！ありがとうございます！ (2019年6月27日 5時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年6月19日 23時
