イケメン ページ18
水「……！イケメン！」
水鳥さんがそう言ったので、私と黄名子は顔を覗かしてその人を見る。
その人が横をとおりすぎる時、黄名子が服を掴んだ。
黄「ちーっす！沖田さんですか？」
「…なに？
人違いだ。沖田さんは具合が悪くて寝ている」
黄「沖田さん寝てるって！」
…この黄名子の多少強引な所も、みならったほうがいいのかなぁ？
でも見習ったら霧野先輩に怒られたしなぁ。
狩「寝てるって…じゃなくて…」
水「肝が冷えたぜ…まったく…」
剣「沖田は外に出られないみたいだな。」
『…胸の病気？だったっけ。』
沖田総司は胸の病に侵され、志半ばで…ってのを水鳥さんから聞いた。
太「どーします？」
フ「中に忍び込んで探すしかないね」
……真顔でフェイ君、今すごい事言ったよ。
･
･
･
『……なんで私？』
フ「少しだけだから、ねっ！」
「ねっ！」じゃないよ。
まぁ、このくらいはいいか。
私はフェイにまたがる。
フ「よーし、上げるよ？」
『うわっ…』
少しぐらりとしてから足場は安定した。
そう。今私達は、この塀の中を見るために肩車をして、中を覗いているのです。
『…これじゃない』
私はそう言ってフェイから降りた。
この時私は、「沖田総司」の身に起こっていることなど考えもしていなかった。
フ「このままじゃ埒が明かないな…」
『…沖田総司を連れてこないと、ミキシマックスができない。』
わたしもフェイと同じようにして考えるが、いい案はあまり浮かばない。
剣「…！」
剣城君の反応と同時に、わたしも門の方を向く。
そしてみんなは物陰に隠れる。
「沖田さん！」
フ「あれが沖田総司…！」
黄「やっぱイケメンやんね……」
キリッとした目、高い鼻に、紫の髪。
この整った顔立ちは、誰が見ても「かっこいい」と思えるものだった。
水「な？沖田総司はこうでないとな！
Aも、イケメンだと思うだろ？」
『はい！確かに整った顔してますn』
霧「A((ﾆｺｯ」
…お、おお。霧野先輩がこれまでにないくらいの笑顔を見せていらっしゃる。
目は笑ってないけど。
沖田総司は坂本龍馬の情報を聞くと走り出した。
水「行っちまうぞ？どーすんだ？」
フ「と、とにかく追うんだ！」
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ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» ありがとう！ (2019年7月7日 16時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - 間違いなんて誰でもあるよ 泣かなくて大丈夫！ (2019年7月7日 13時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - キリト さん» ああああごめんなさい！！最近こんなミス多いですよね(泣)ご迷惑おかけしました...。 (2019年7月3日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
キリト - 剣城君のセリフが沖田さんになってます「両親」のところです (2019年7月3日 17時) (レス) id: 017245dda0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 凜月。さん» あ！ほんとですか？？また直しておきます！すいませんでした！ありがとうございます！ (2019年6月27日 5時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年6月19日 23時
