化身を食う ページ7
その後も、私達3人は徹底的にマークされ、ボールはなかなかまわってこない。
やっと私をマークしていた選手を抜いて、ボールを奪ったのはいいが、二人がかりで止めに来た。
『くっ…！』
苦し紛れのパスは、ギリギリ神童先輩にわたった。
神「剣城！」
剣「剣聖 ランスロット！
アームド！！！」
剣城君も化身アームドに挑戦するが、成功しなかった。
剣城君…あともう少しだ。もう少しで完成する。
大「おい！そこのとんがり！どうにもならんのなら、化身を食ってしまえ！」
そんなとき、大介さんの声が響く。
剣「化身を…食う？」
大「ははははっ」
大介さんはそう言って、グッと手でサインをする。
剣城君は、明らかに「何言ってんだ？」とでもいいたそうだ。
試合は続いた。
私にも、天馬にもフェイにも変わらず硬いマークがついている。
剣「剣聖 ランスロット！
(…！そうか！俺は化身を外側に装着しようとしていた。
そうではなく、俺の中に融合すればいいんだ！)
アームド！！！」
そして少し顔つきが変わった剣城くん。
『やったぁ！！！』
私は、自分が化身アームドできた時くらい喜んだ。
他のみんなも、喜んでいる。
そして、剣城君は強力なシュートを放った。
「キーパーコマンド 03！！！」
剣城君のシュートは、プロトコル・オメガのゴールに突き刺さった。
これで3-2！！
逆転だ！！
ベ「おい！！！ふざけんじゃねーぞ！！」
ベータは、さっきとは変わったきつい表情で怒鳴る。
残り時間はあと僅か。
過半数はこれで勝負が決まった…と緩んでいる。
だが、この緩みが決定しかけている勝利を崩しかねない。
私は両手で頬をパチンと叩き、気を引き締め直した。
ベ「おいエイナム。こっから先は俺に任せろ。
ゴーストミキシマックス！！」
ベータがそういった途端、怪しげな紫の光がプロトコル・オメガの選手を覆った。
「本気」…ねぇ？
試合再開のホイッスルが鳴り響く。
ベ「ブッ潰せぇぇ！」
「「「YES」」」
天馬と剣城君が2人で止めに行くも、エイナム1人に弾き飛ばされる。
その後も、エイナムは次々と私達をはじき飛ばした。
『…ベータの力を分け与えたって所？ねぇ
ベータ？』
私は近くにいたベータに言った。
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女海結香 - 私が作った小説を読んで下さったら教えてくれませんか？ (2020年2月11日 16時) (
レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - ありがとうございます (2020年1月31日 19時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» わかりました〜！！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - 私も無印好きです。 私も小説を作っていてアレスの天秤で「サッカーもサッカーの仲間もいらないと思ってた」とオリオンの刻印で「最強の女神」を作っているので見に来てください♪ (2020年1月31日 1時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» 普通に好きですよ〜！でも1番は無印時代ですかね...！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年5月18日 4時
