焦り ページ50
そして、神童先輩はまた今川陣に切り込む。
ベ「…必死だな。」
そんなベータの声が聞こえる。
必死にもなる。
『当たり前でしょ。
この試合にサッカーの運命が左右されるんだから。』
ベ「ははっ。そういう「必死」じゃねーだろ。」
ベータから視線を逸らし、私は神童先輩の方に視線をむける。
神童先輩は順調にゴールに迫っていく。
だが、DF陣に囲まれた。
「ここまでだ」
神「くっ……。」
剣「神童先輩！こっちです！」
神童先輩のシュートコースが完全に防がれた時、剣城君がパスをもらいに行く。
神(…今度こそ。)
フィールド内にいる雷門のみんなは、誰もが「剣城君にパスを出す。」と思っていた。
神「奏者 マエストロ！
……アームド！！！」
だが、また失敗してボールを奪われてしまう。
「気が済んだか…？」
ベ「無様だな。」
そして今川(プロトコル・オメガ)の攻撃が続く。
プロトコル・オメガの素早いパスについて行けず、私達はなんとかゴール前を守るので精一杯…と言ったところだ。
『しまった…！！』
FWのエイナムにボールが回ってしまった。
…出来れば、ベータ、エイナムの2人にはボールを回したくない。
太助「いくぞ！！」
「「あ、ああ…！」」
「「「一夜城！」」」
『よし…太助、獅子丸、五郎太！よくやった！！』
エイナムは太助達の必殺技、「一夜城」に弾かれる。
ベ「こっちだ。」
まずい…！
私は体勢を変えて、エイナムのパスをカットする。
『剣城君！！』
そして上手く剣城君にパスがまわる。
剣「神童先輩！」
そして少し焦りが見える神童先輩にボールがまわる。
藤吉郎さんからは、「焦るな！パスを出せ」という指示。
ワンダバからは、「そこだ！いけ！」と、シュートを促すような指示。
ワンダバはなぜそんなに煽るの…？！
だが…いくらワンダバでも、理由無しに煽るようなことはしない。
なにか理由が必ずある筈なんだ…。
『…！！！』
神童先輩が囲まれてしまった。
神「奏者 マエストロ！
アームド！！！」
『惜しい……』
本当に惜しいのに、また失敗してしまう。
「貰ってくよ！」
そしてボールは奪われた。
ベ「ボールを寄越せ！」
やばい。ベータフリーだ…！！！
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女海結香 - 私が作った小説を読んで下さったら教えてくれませんか？ (2020年2月11日 16時) (
レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - ありがとうございます (2020年1月31日 19時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» わかりました〜！！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - 私も無印好きです。 私も小説を作っていてアレスの天秤で「サッカーもサッカーの仲間もいらないと思ってた」とオリオンの刻印で「最強の女神」を作っているので見に来てください♪ (2020年1月31日 1時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» 普通に好きですよ〜！でも1番は無印時代ですかね...！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年5月18日 4時
