信用 ページ42
望月Aside
フェイのおかげで平常心を取り戻した私は、帰り道を歩いた。
無言で歩いていた私達。
そこで私は口を開いた。
『………私はね、多分不安になっちゃんたんだ』
フェイも、なんだか…信用出来る気がした。
だから正直に自分の気持ちを言おう。
『霧野先輩達がサッカーのことを嫌いになって、私達からも離れて行った。
だからいつかフェイも…天馬達も私の周りからいなくなっちゃうんじゃないかって無いかなって。』
多分、私がさっき不安定になっていたのは、その不安のせいだ。
フ「………」
『あー…ごめん。めんどくさいこと言ったね。
忘れて』
私は自分の言ったことに、少し「しまった」と思った。
よく考えてみれば、いくらフェイを信用できると思っても、まだ知り合って日は浅い。
こんなことを言ったら、「面倒」「うざい」と思われてしまう。
フ「…Aは1人になることなんてないよ？
だって、こんなにいい仲間が沢山いるんだから！」
フェイは、ふわりと優しく笑って私を見た。
フ「え？！ぼ、僕なんか変な事言った？！」
フェイは私の顔を見て焦り出す。
何故なら、私の頬にはまた、涙が伝っていたから。
『ううん。なんでもない、ただ…フェイはやっぱり優しいなって思ったの』
ああ、なんて私は面倒なんだろう。
私って、こんなに泣き虫だったっけ？
でも………泣き虫でもなんでもいいか。
フェイや天馬……そして霧野先輩。
雷門の人達の前だと、なんでか感情のコントロールが効かなくなる時があるの。
『……それ程私が信用してるってことなのかな？』
フ「何か言った？」
『ううん！なんでもない！』
私とフェイを月明かりが照らす。
そして、天馬達がいるところへ戻った。
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女海結香 - 私が作った小説を読んで下さったら教えてくれませんか？ (2020年2月11日 16時) (
レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - ありがとうございます (2020年1月31日 19時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» わかりました〜！！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - 私も無印好きです。 私も小説を作っていてアレスの天秤で「サッカーもサッカーの仲間もいらないと思ってた」とオリオンの刻印で「最強の女神」を作っているので見に来てください♪ (2020年1月31日 1時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» 普通に好きですよ〜！でも1番は無印時代ですかね...！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年5月18日 4時
