133.心境 ページ36
今、お父さんとお母さんはイタリアに住んでいて、そこで仕事を立て直すことに成功したらしい。
本当はもう少し環境が整ってから私を迎えに行くつもりだったが、FFI関連で新聞にイナズマジャパンが載った時、私を発見。
いてもたってもいられず、ライオコット島まで私を探しに来ていたらしい。
今は、二人ともそんなに不自由のない生活を送っているらしい。
それを知れただけでも、私はとても嬉しい。
『……』
でもなんであの時、「もう一度暮らそう」と言われた時
直ぐに頷けなかったんだろう。
秋「Aちゃん！」
あの時、別にすぐに頷いてもよかったんじゃないか？
私は両親が大好きだし…
秋「Aちゃん！！」
『…！！秋ちゃん…どうしたの？』
突然肩を叩かれて、驚いて振り向く。
秋「もう夕飯の時間よ？みんな待ってるから行きましょう」
『…はい！』
私は秋ちゃんの後を着いて行った。
あまり食欲はないが、ヒロトや秋ちゃん達に心配をかけるような行動はしたくない。
食堂に入ると、すぐにヒロトが駆け寄ってきた。
ヒ「A…！もう、遅いから心配したよ？大丈夫だった…？」
ヒロトは心配そうな顔で私のことを見てきた。
『……うん、大丈夫だよ。』
私はなにも悟られないように、平常心を装う。
いつもの様に席につき、みんなで「いただきます」と言って夕飯を口に運ぶ。
そんな動作が、今日は何故か大変なことに感じた。
ヒ「……？」
『……ご馳走様でした。』
壁「食べるの早いっす…！！」
栗「壁山より早いでやんす！！」
黙々と何も考えずに食べていたから、すごく早く食べ終わってしまったらしい。
『はは…お腹すいていたからですかね？
あ、洗い物手伝います！』
私はマネージャーさん達の方に、自分の食器をもって向かった。
……もし、一緒にお母さん達と暮らすことになったら、お日さま園の暮らしが終わるということか。
お母さん達と暮らすのが嫌…というわけでは、決してない。
ただ
朝起きても、ヒロト達の顔が見れないだけ。
それが何故か、悲しい気持ちになっていた。
ﾊﾟﾘﾝｯ____
なにかが割れるような音で、急いで顔を上げた。
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか？(笑)いえいえです...？ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非！参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ？と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので！因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです！参加させて頂いてもよろしいでしょうか？？ (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月25日 16時
