101.生かした ページ3
だが、次のタイガーストームもタイミングが合わず失敗に終わった。
…どうしたんでしょうか。豪炎寺君の動きがいつもと違う気がします。
豪(覚悟は決めた筈なのに、なぜ父さんのことを思い出しただけで俺はシュートを外してしまうんだ…？
俺は…円堂たちを世界に送り出すんじゃ無かったのか？)
『……』
私は無言でヒロト達の方に足を向けた。
『……皆さん。さっきのパス、本当なら取れたでしょう？』
ヒ「………そんなことは無いさ。」
壁「不動さんのパスのタイミングが悪いんっす！」
風丸「追いつけるわけないだろ･？」
『…そうですか。ですが彼のパスは正確に見えましたけど』
私は少し意地悪っぽくそう言った。
…不動は、私達の能力をわかった上でパスを出している。
だけど、私達が「追いつこうとしない」せいで、パスが繋がらないだけだ。
ヒ「……何が言いたいんだ、A」
ヒロトは少しムッとした顔でそう言った。
『…賢いヒロトには分かるんじゃないかな。』
円(みんな焦っている。
どう動いたらいいのかわからなくて、チグハグだ…。)
ツギハギだらけのこのチーム。
もう一度結束するには、やはり彼の力が必要…ですか。
円「監督！俺、俺は世界と戦うために、自分を鍛えることばかり考えていました。
そのせいで、大事なことを忘れていたんですね…。
皆を、チームを見るということを！」
久「わかったのか、自分のやるべきことが。」
･
･
･
久「選手交代、立向居勇気にかわって、円堂守！」
『…円堂君！』
円堂君が…戻ってきた。
内心、すごい安心感で溢れかえっていた。
彼がこの場に立っているという事の安心感が、もう一度身にしみてわかった。
ア「いよいよ来たね…円堂君！」
円堂君は私たちの方に歩みを進めた。
円「…みんな、勝ちたくないのか？」
円堂君の言葉に、みんなが驚いた。
『…』
風「勿論勝ちたいさ。勝ちたいから俺達はここに立っている！
でも、だけど…」
風丸君達は、不動の方に視線をやった。
円「風丸。よく見るんだ。不動の言葉ではなく、不動のプレイを！！」
不「…！」
円「分からないのか？あいつは自分だけじゃない。お前達を生かしたプレイをしようとしている！」
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか？(笑)いえいえです...？ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非！参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ？と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので！因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです！参加させて頂いてもよろしいでしょうか？？ (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月25日 16時
