帝国の鬼道ｰ185ｰ ページ45
やっぱり、息があっているというかなんというか…。
一「後ろもみずにパスなんて…！」
円「すごい…鬼道には、帝国の選手の動きが全部わかっているんだ…！」
…流石鬼道さんだ。
豪「…仲間との信頼関係がないと、成立しないプレイだ。
鬼道、帝国イレブンを、今でもチームメイトとして…」
鬼(この感覚、変わっていない。
アイコンタクトすらしなくても、仲間の次のプレイがわかる。
だからこそ、確かめたいことがある…！)
そして鬼道さん、円堂君、土門さんは上がっていく。
鬼「いくぞ！円堂、土門！！
デスゾーン…開始！」
3人は飛んで、デスゾーンの体制に入る。
土「３人の息を」
円「合わせるんだ！」
「「「デスゾーン…！！」」」
成功したかと思われたシュートは、失速して失敗に終わる。
土「今のタイミング…完璧だったよな？」
鬼「ああ。今までで一番息があっていた。」
土「なのになんで出せなかったんだ？」
鬼「俺にもわからない。」
円「面白いなぁ！鬼道にもわからないデスゾーンか…
益々完成させたくなってきた！」
円堂君らしいな…
私はバレないように密かに笑った。
そして練習試合は続く。
立向居君のムゲン･ザ･ハンドも、デスゾーンも…あと一歩というところで掴めていない。
佐「……」
鬼「回転は充分、息も合っている。
一体、何が足りないんだ…？」
立「ムゲン･ザ･ハンド…どういう技なんだ？」
ここで前半終了。
________________________
鬼道有人side
帝国へ練習しにきた、もう一つの理由…
俺が円堂のサッカーに惚れて雷門に転校したのは勿論だが、目的は世宇子へのリベンジ。
雷門に行っても、俺の心は帝国に残してきた仲間への気持ちが常にあった。
今日、また一緒にプレイして改めて感じた。
俺は、こいつらが好きだ。
雷門に転校した自分の選択が正しかったのか…間違っていたのか。
それをもう一度確認したかった。
雷門のサッカーに惹かれて行けば行くほど気になる…
俺は仲間達を見捨てたのではないか？
裏切ったのではないか？
ジェネシスとの戦いの前に決着を付けておきたい。
佐「鬼道、久しぶりに帝国の鬼道が見れて嬉しかった」
鬼「佐久間…」
佐「でも、雷門にいる方がお前は自分を出せているのかもしれない。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» わかりました！考えさせて欲しいです...！コメントありがとうございました！！ (2019年8月15日 19時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 正直な話私個人としては、イナクロが1番好きです。 出来ればやって欲しいです。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» イナクロは、迷ってます...。コメントありがとうございました！ (2019年8月15日 16時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 世界編の後はイナGoがいいです。 質問なんですがイナクロ（イナズマイレブンクロノストーン）はやらないんですか？ (2019年8月15日 13時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 御幣島愛笑さん» わかりました！コメントありがとうございます！！ (2019年8月15日 1時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月13日 17時
