目金君の言葉 40 ページ40
「シュートを打たせちゃダメなんだな！！」
そしてまた、あの目くらましの必殺技をする準備をする。
…まだゴールずらしをするの？
目「まだこんなことを続けるつもりですか？！」
「これが、オタクの必殺技だ！」
目「君たちなど、オタクではありません！」
「なに？！」
目「オタクとは、ひとつの世界に紳士に向き合い、真っ直ぐに極めたもの…！
ゲームのルールを破ってまで勝とうとする貴方達に、オタクを名乗る資格はありません！」
秋葉名戸学園の人達は、ハッとしたような顔をして落ち込む。
…目金君の言葉が、響いた…？
「うわぁあ！こーなったら…！」
目「染岡くん！ドラゴンクラッシュです！」
染「ええ？でもよ…」
目「僕に考えがあります！」
目金君は上がっていく。
そして、染岡さんは、ドラゴンクラッシュを打った。
「ゴールずらし！」
…！！
目「…！！」
なんと、目金くんが「ドラゴンクラッシュ」の起動を変え、ゴールに押し込んだのだ。
雷門中同点…！
目「こ、これぞ…目金クラッシュ…」
ドサッ
目金君は倒れる。
円「目金！！」
そして目金くんは、担架で運ばれた。
円「あ、あとは頼みます…土門くん」
土「あ、ああ」
「どうしてなんだ、どうしてそんな姿になってまで君は…」
秋葉名戸学園の人達が、目金くんに近寄ってそう言う。
目「目を覚まして欲しかったのですよ。
同じオタクとして。
サッカーも悪くないですよ」
「目金くん…君の言葉で目が覚めたよ。
僕達、もう卑怯なことは辞めるよ」
「我々も全力を尽くしたサッカーで、雷門中に挑もうではないか！」
円「…俺たちだって、負けられねぇ！
目金が体を張って同点にしてくれたんだ。
みんな、絶対に逆転するぞ！」
「「「おー！！！」」」
･
･
･
そして試合が再開された。
お互いそれからは、真剣にサッカーをした。
……そして試合最中、「エレナだ」「エレナだ」と何度も言われた。
円「A！ぼーっとするな！来てるぞ！」
ハッとして前を向くと、相手選手がドリブルで私の前まで来ていた。
「むっ…たとえ愛しのエレナでも、容赦はしない！」
『…私、エレナじゃない。
…ホワイトマジック』
「ぬわぁぁあ！」
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幸恵 - 雷々亭ではなく、雷々軒ですよ！ (2022年6月2日 21時) (
レス) @page48 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - マックス可愛い…尊い。(´･_･`) (2019年10月24日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - もちもちにゃんこさん» あ！まじですか！！演技派のほうと混ざってました(;_;) (2019年7月18日 15時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ - 白雪ちゃん強い！私もあれくらい身体能力欲しい…。あ！番外編44の白雪ちゃんsideが望月ちゃんsideになってましたよ！ (2019年7月18日 15時) (レス) id: 5f0e397fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 柑橘系さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ (2019年7月17日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月7日 23時
