番外編 36 ｰ可愛いｰ ページ36
半田side
今日は授業で体育があるらしい。
それも、1、2組合同の。
1組には、円堂、豪炎寺、木野と…
あぁ、あと白雪。
2組にはマックスとか風丸とかかな？
曖昧な記憶でグラウンドに向かう。
「はーい、みんな集まったね？
今日はバスケットボールをします！」
円「えーー！サッカーやろうぜ！サッカー！」
「サッカーはこの前したばかりです！」
みんなはそれで笑う。
その中でひとり真顔の…
『…』
白雪ですね。はい。
こいつ…バスケットボールとか出来るの？
そして、1、2組対抗(男女別)の試合が始まった。
まぁ、1組の相手は…豪炎寺とか円堂だよな。
2組は、俺、マックス、風丸…その他モブだ((殴
…女子の方はどーなんだろ。
半「って…白雪？！」
思わず声が漏れる。
マ「白雪がなに？」
マックスがトコトコとこっちに来る。
半「いや…白雪が試合出るらしいから…」
マ「うお、ホントじゃん！
こりゃ見物だね〜…」
軽いノリでそう言ったマックス。
白雪…大丈夫かなぁ…。
「おいおい！人形がそんなこと出来るのかよww」
少し派手な女子達がそんな冷やかしを言う。
半「…！お前ら…！」
マ「まあまあ、半田。見てなって」
マックスは俺の肩をポンポンと叩く。
まずは女子の試合があった。
「ええ…白雪さん出るの？」
「運動神経良いって聞いてたけど…？」
「噂でしょー」
好き勝手な会話が聞こえる。
それが、何故か腹が立った。
そんな会話は、白雪の耳には聞こえているはずなのに、彼女は表情一つ変えない。
そして試合は開始された。
半「…！！」
マ「ね？大丈夫だったでしょ？」
なんと、試合10数秒で…白雪はスリーポイントシュートを決めた。
これには、派手な女子のグループもザワつく。
シュートを決めたのにも関わらず、彼女の表情は変わらない。
半「ほんと表情変わんないなー…」
マ「多分、あれでも喜んでるんじゃない？」
マックスはAを見つめながらそう言った。
その後も、白雪の大活躍で1組は圧倒的な点差をつけて勝った。
やっぱ…すげえんだな。白雪って。
その時、パチッと白雪の目が合った。
白雪は相変わらずの表情だ。
少し戸惑いながら手を振ると、白雪はぺこりと頭を下げて、クラスの方に戻って行った。
え…可愛い…？
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幸恵 - 雷々亭ではなく、雷々軒ですよ！ (2022年6月2日 21時) (
レス) @page48 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - マックス可愛い…尊い。(´･_･`) (2019年10月24日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - もちもちにゃんこさん» あ！まじですか！！演技派のほうと混ざってました(;_;) (2019年7月18日 15時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ - 白雪ちゃん強い！私もあれくらい身体能力欲しい…。あ！番外編44の白雪ちゃんsideが望月ちゃんsideになってましたよ！ (2019年7月18日 15時) (レス) id: 5f0e397fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 柑橘系さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ (2019年7月17日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月7日 23時
