理解不能 26 ページ26
白雪Aside
円「ったく…なんなんだよ、あいつら！！
感情のない機械みたいだぜ！」
円堂君は、さっきからずっとこんな調子で怒っている。
マ「感情のない機械…ねぇ、ウチにも似たようなのがいるけど」
マックスはそう言って、ちらりとこちらを見た。
『……。』
私はそれをしれっと無視しておいた。
御影専農は、後半開始そうそう全員係のDFだ。
もちろんこれは、リスクを侵さないため。
これじゃ、中々こっちからの攻撃も…できない。
________________________
杉森威side
杉「しかし…監督。私のプログラムには、ラフプレーはプログラムされておりません！
作戦の変更を要請します。」
俺はたった今、雷門を潰すために「ラフプレー」をしろ、と指示された。
「なにをいう！お前達に意見する権利などない！
実行しろ…勝利への数値を上げるために！
こいつらを、潰すんだ！」
杉「実行は不可能です…！実行は…！」
________________________
白雪Aside
円「くそ…攻めてこないんなら、ここにいたって仕方がない！！」
『…？』
そう言うと、円堂君はゴール前から走り出した。
そして円堂君はボールを奪い、攻撃しに行った。
円「行くぞ！！！！」
杉「なに…？！何故だ…きみの攻撃は、データにない。」
だが、その予想外の動きをした円堂君のシュートを止めた。
円「くっそぉぉお！！！」
杉「何故お前が攻撃に参加する。」
円「点を取る為に決まってるだろ！それがサッカーだ！」
染「円堂！！早く戻れ！！！」
染岡さんにそう言われた円堂君は、機嫌良さげにゴール前にもどっていった。
杉(理解不能だ。)
杉「……オフェンスフォーメーション、シルバーワンだ！」
「ま、まて！命令違反だぞ！」
そして杉森さんからのボールを、10番の人が貰ってドリブルをする。
だがそれを壁山さんがボールを奪う。
壁「松野さん…！」
そしてボールはマックスさんに。
マ「あいつ…いつの間に！」
だがマックスの目の前には、ボールを奪いに来る。
それを、マックスは器用に避けた。
壁「凄いっす！！松野さんって、あんなターンができたんっすか！」
すごい…。
この前、「ボク、こう見えて器用なんだ」って私に話してくれてたけど…確かに器用だ…。
私は感心してその様子を見ていた。
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幸恵 - 雷々亭ではなく、雷々軒ですよ！ (2022年6月2日 21時) (
レス) @page48 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - マックス可愛い…尊い。(´･_･`) (2019年10月24日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - もちもちにゃんこさん» あ！まじですか！！演技派のほうと混ざってました(;_;) (2019年7月18日 15時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ - 白雪ちゃん強い！私もあれくらい身体能力欲しい…。あ！番外編44の白雪ちゃんsideが望月ちゃんsideになってましたよ！ (2019年7月18日 15時) (レス) id: 5f0e397fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 柑橘系さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ (2019年7月17日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月7日 23時
