〜過去編〜 15 ページ15
少し、本編とは違うないようです。
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白雪Aside
これは、私がまだ幼稚園児のとき。
『ねぇ！母さん、父さん！』
父「ん？どうした？」
父さんは私を抱き上げた。
『見て見て！ここにちょうちょさんがいるの！』
私は笑って蝶を指さし、両親に見せる。
母「あら！ほんと、綺麗ねぇ…！」
『そーだね！母さん！』
このとき、私達はどこにでもある…一般的で、幸せな家庭だった。
そして…私はよく喋り、表情が豊かだった。
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でもそれから数年経った、ある日のこと
父「ごめんな…A。」
母「私達を許して…」
『父…さん？母さん？』
突然、母さんと父さんは私をこの施設に置いて行方をくらました。
この時の私には理解ができなかった。
でも…今になってようやく理解出来るようになったことだが、両親は会社を経営していた。
そして仕事が順調に行かなくなり、倒産したのがきっかけで私をここに預けたらしい。
「しょうがない」…と言えばしょうがないのかな。
でも…私はこの日から、何故か表情を作るのが怖くなり、次第に口数も減っていった。
「あたりまえ」は、簡単に崩れ去ってしまう…。
あの時がそうだったように。
だったら、もう関係を築くのを辞めてしまえば…崩れ去ってしまうものは何も無い。
だから、お日さま園の子達とも、少し距離を置いて生活してきた。
だけど、ここの人たちはみんないい人で…後から入ってきた私を、家族のように迎えてくれた。
それは…とても暖かかった。
私にとって…もう信じられるのは、この人達しかいないと思った。
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これはサッカー部の人達に出会う前のお話です。
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幸恵 - 雷々亭ではなく、雷々軒ですよ！ (2022年6月2日 21時) (
レス) @page48 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - マックス可愛い…尊い。(´･_･`) (2019年10月24日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - もちもちにゃんこさん» あ！まじですか！！演技派のほうと混ざってました(;_;) (2019年7月18日 15時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ - 白雪ちゃん強い！私もあれくらい身体能力欲しい…。あ！番外編44の白雪ちゃんsideが望月ちゃんsideになってましたよ！ (2019年7月18日 15時) (レス) id: 5f0e397fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 柑橘系さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ (2019年7月17日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年7月7日 23時
