特訓 ページ18
信「あっ、この森も特訓に使えそうだね!」
信助や天馬の話によると、三日後の試合に勝つために特訓をするらしい。
『ほんとだね〜!』
私達は少し歩いた。
信「ねえ!見え見て!」
天「ぷっ…変なポーズ!」
木の根元に置いてあるお地蔵様のような置物のポーズを信助が真似た。
剣城君の説明によると、このお地蔵様はサッカーの神様みたいな存在で、この島を守っているらしい。
…なんか、私このお話聞いたことあるかも。
誰から聞いたんだっけ…。
私がぼーっと考えていると、突然ボールが私の顔面に迫ってきていた。
『やっ…ば』
蹴り返そうと体制を整えたが、剣城君が蹴り返してくれた。
『ありがと。』
剣城君は軽く頷いた後、ボールを蹴ってきたやつに「誰だ!」と尋ねた。
シ「へぇ…少しはやるじゃないか。」
そういって歩いてきたのは、さっき出会ったシュウだった。
天「いきなり危ないじゃないか」
信「…そうだよ。Aに当たりそうだったじゃないか!」
シ「…うーん。その子なら大丈夫かなって思ってね」
シュウはそういって私の顔を見て少し笑った。
…?なんか…私の実力を知っているような言い方だ。
少しの違和感を覚えた。
神「何かあったのか」
シ「実はさ…この島に来てから、ずっと見ていたんだ。君達がボロボロにされて…負けちゃったのもね。」
…「ずっと」ということは、おそらくあのアンリミテッドシャイニングとの試合の時森の木の影にいたのは…シュウだったってこと?
シ「許せないんだよな…あの程度でサッカープレイヤーぶっているの。」
神「あの程度だと…?!」
シ「ここは僕達エンシャントダークの森だ。
余所者は出て行ってもらう。」
シュウは、少し「余所者」という言葉を強調して背を向けた。
天馬は、シュウに向かって特訓でこの森を使わせて欲しいと頼んだ。
そして、エンシャントダークにサッカーで勝つことが出来たら、この森を使うことを許可してくれるらしい。
『キャプテン…』
神「いいだろう。やってやる!!」
69人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「二次創作」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
4月生まれなのに雛人形 - ひかりさん» 僕も白竜好き♪wwwあれ?似たような会話をした気がするwww (2019年4月28日 15時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 4月生まれなのに雛人形さん» 私白竜好きなんですよねwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形 - 白竜、ちょっと可愛い。面白いしwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» そうかな〜?面白いと思ってもらえてたら安心したよ〜! (2019年4月28日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - そっちのほうが面白いよ!! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかり | 作成日時:2019年4月25日 18時