利用価値 ページ17
白竜side
牙「…独断でAを逃がした?」
白「ああ。」
牙「…勝手なことを。何故そんなことしたんだ。あいつの強さならお前も…」
白「だからだ。あいつの利用価値がどれほどのものなのか…見るためにあえて逃がした。
試合には俺達究極のチームが勝つからな。」
牙山は少し納得のいかない顔をしていたが、どこかに行った。
A…
昔のお前は、他のシードとは格が違った。
_過去_
白「お前…」
『……なに』
きつい目つきの女は、俺と目を合わせずにそう返事をした。
白「強いんだな。」
『…無駄口叩く暇はないから』
他人と関わっているところをほとんど見た事がなく、1人でひたすら訓練に没頭する彼女に興味湧いた。
白「俺は白竜。俺はお前より…強い」
『はっ…いってくれるじゃん。私は望月A。』
挑発的な態度で名乗ったAは、俺にボールを蹴ってきた。
『あんたの方が強いっているなら…証明してみなよ』
面白い。
こんな女は…いや、こんな奴は初めてだ。
基本的に、俺に気を使ったり俺と距離を置く奴らとは違う。
この出会いから…俺達は少しずつ仲良くなれた。
『白竜…一緒に練習しよ』
白「…ああ。」
俺が認めたのは、剣城と…Aだけだった。
_現在_
だが二人とも…司令だとはいえ、俺の前から突然姿を消したと思ったら、フィフスセクターを裏切って帰ってきた。
Aが俺に対する態度は少しも変わってなかった。
生意気な口調、馬鹿な態度。
昔のままのAだった。
だが…他の奴に対する態度がかなり変わった。
ゴッドエデンに居た時は、俺以外の奴とは関わらず、冷たく突き放していたのに、今では…雷門の奴らと仲間になっている。
白「A……お前は……」
…いや、口に出すのは辞めておこう。
69人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「二次創作」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
4月生まれなのに雛人形 - ひかりさん» 僕も白竜好き♪wwwあれ?似たような会話をした気がするwww (2019年4月28日 15時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 4月生まれなのに雛人形さん» 私白竜好きなんですよねwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形 - 白竜、ちょっと可愛い。面白いしwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» そうかな〜?面白いと思ってもらえてたら安心したよ〜! (2019年4月28日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - そっちのほうが面白いよ!! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかり | 作成日時:2019年4月25日 18時