森 ページ15
ったく…ここどこなのよ。
ゴッドエデンから出られたのはいいが、現在森の中でさまよっています。
こんなことなら、ここにいた1年間の間にもっとこの島について分かっておくべきだった…。
『天馬ー!霧野先輩ー!』
叫んでみたけど、返事は帰ってこない。
そんな時、島中に警報みたいな音が鳴り響いた。
牙「円堂監督と愚かなる選手達につぐ。三日後、お前達雷門と我々フィフスセクター公認のスペシャルマッチをする。
場所は島の中心にある我々のゴッドエデンスタジアム。
こちらには人質がいる。この試合を拒むことは出来ない。では」
牙山…。
人質って、多分鬼道監督達のこと。
…と、多分私も含まれている。牙山は私が白竜に逃がしてもらったことを知らないから。
とにかく、一刻も早く天馬達と合流しなきゃ…!
『ぅわっ!!』
勢いよく走り出した瞬間、また誰かとぶつかった。
?「いった…ってまた君か」
顔を上げると、そこにはシュウがいた。
『シュ、シュウ!!こんな所にいたんだ…』
シ「まあね、で、君はこんな森の奥で何やってるのかな?」
『実は…雷門のみんなを探してて…』
シ「…そういうことか。なら僕が案内してあげるよ!この森には詳しいしね」
『あ、ありがとうございます!』
今日であったばかりなのに、親切すぎる…。
1人で感動していると、前を歩いていたシュウが話し出した。
シ「…ねえ、Aは…僕のこと覚えてる?」
『え…?』
私の記憶には、こんな少年は…いない。
シ(…やっぱり覚えてないか)
シ「ごめん、なんでもないよ。あ、ほらもうすぐ雷門のみんなと合流だ。」
『…?わっ!ほんとだ…ありがとう!シュウ』
シ「いえいえ。じゃあ僕は行くところがあるから、ここで…」
『うん!また会おうね!』
シ「…うん!」
シュウはそういうと、また森の奥に消えていった。
なんか…不思議な男の子だな。
霧「おい!あそこにいるの…」
錦「Aぜよ!」
霧野先輩達の声が聞こえてきたので、私は走ってみんなの元へ向かった。
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4月生まれなのに雛人形 - ひかりさん» 僕も白竜好き♪wwwあれ?似たような会話をした気がするwww (2019年4月28日 15時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 4月生まれなのに雛人形さん» 私白竜好きなんですよねwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形 - 白竜、ちょっと可愛い。面白いしwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» そうかな〜?面白いと思ってもらえてたら安心したよ〜! (2019年4月28日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - そっちのほうが面白いよ!! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年4月25日 18時