運命の日 ページ30
望月Aside
ついに試合の日となった。
みんなはゴッドエデンの前に立って、圧倒されている。
それぞれこの試合で勝てるかなどの不安などがあるのだろう。
不「これはさしずめ地獄の門ってところか……っておい!望月!」
『どうかしましたか?不動さん』
不「どうかしましたか…って、地獄の門の前の階段を鼻歌交じりで駆け上がっていくヤツがいるか!」
『…なんかすいません』
…だってこの雰囲気少し重くてやりずらいし。
みんないつも通りした方が…ね。
みんなはゴッドエデンに入った。
天「…空気がよどんでいる…」
剣「…ここを無事に出られるのは、極わずかだといわれている。」
三「フィフスセクターは…こんな酷い環境で選手を育てているというのか」
三国先輩は悔しそうにしているが…これが今のゴッドエデンの現状だ。
私がいた時も、寮はまあ普通の環境だったが…この下にある所のように、酷い環境の所もあった。
きつい練習に耐えられなくなり、辞めるもの……怪我をして辞めるもの…たくさんの理由でこの島を去った人がいたが、どの人も「無事で」とは行かなかった。
ゴッドエデンスタジアムに雷門が足を踏み入れると、周りの観客から野次や罵声が飛んだ。
牙「ようこそ。ゴッドエデンスタジアムへ。君達からしたらスタジアム全員が敵と言ったところですねぇ」
牙山は煽るようにしてそう言った。
天「…全員が敵……」
牙「改めて言うが、この試合で君達が負けた場合…シードになるための教育を……そして、望月A。お前には以前とおなじ役割をしてもらうからな。」
『……う……さ』
狩「…?A?」
『うるさぁぁぁぁぁい!!!!』
私の声がスタジアム全体に響く。
さっきまであれほどうるさかったスタジアム内は、シンッと静まり返った。
『お前らぁぁあ!いい加減黙れ!死にてーのかァァァ!?』
霧「こら。キャラ崩壊してるぞ」
『……まあ一旦は静かになったので結果オーライです。』
大して強くもないし、自分の意見すらまともに言えずにフィフスセクターに従ってるだけの犬共が……吠えるんじゃねーよ。
…まあ、ちょっと前までそうだった私が言えないけど。
とにかくスタジアム内は、一時的だが静かになった。
狩(…怒らせたらまずいタイプだな)
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4月生まれなのに雛人形 - ひかりさん» 僕も白竜好き♪wwwあれ?似たような会話をした気がするwww (2019年4月28日 15時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 4月生まれなのに雛人形さん» 私白竜好きなんですよねwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形 - 白竜、ちょっと可愛い。面白いしwww (2019年4月28日 12時) (レス) id: e95920caaa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» そうかな〜?面白いと思ってもらえてたら安心したよ〜! (2019年4月28日 10時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - そっちのほうが面白いよ!! (2019年4月28日 9時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年4月25日 18時