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稲森明日人side
稲「ええええええ！！！」
部室に俺が来た時、信じられない人物がそこにいた。
灰「野坂…！なんで貴様がここにいる！！」
そして、もう1人。
稲「し、し、しし白雪…Aさん？！？！」
どこかヒヤリと冷たい目線が俺に向けられる。
だけど、見とれてしまうほどの美しさは、前に見た時ほど、俺たちにきつい印象を与えなかった。
野「…やあ。これでやっと全員揃ったね。
灰崎君が雷門に入ったという情報は事実だったんだね」
万「敵チームのキャプテンが何の用だ！
それに、白雪さんまで…
宣戦布告のつもりか！」
野「まあそう取ってもらっても構わないけど・
今日は君達に贈り物を持って来たんだ」
野坂がそう言うと、Aさんはスっと何かを取りだし、近くにいた奥入祐に何かを渡した。
奥「えっ…なにこれ…」
『…王帝月ノ宮の選手データです。』
透明感のある声が放たれる。
稲「…え？」
氷「…なんのつもりですか。」
氷浦はAさんと野坂を交互に見てそう言った。
野「君たちと公平に勝負をするためさ。
王帝月ノ宮は、アレスの天秤と呼ばれるコンピュータによって、完全なサポートを受けている。
敵チームの詳細なデータは勿論。選手のバイオリズムまで考慮した攻略法を割り出してくれるんだ。」
剛「けっ…自慢かよ」
『…』
すかさずAさんの鋭く、冷たい視線が剛陣さんに向けられ、流石の剛陣さんも言葉を止める。
野「こんなことを自慢するつもりはないよ」
剛「じゃあなんだよ！」
野「つまり、次の戦いを完全に公平なものにするために、王帝月ノ宮の全選手の詳細データを君達に進呈する。」
稲「…！」
服「なにか企んでいるのか？」
奥「罠でしょうか…」
『なんの裏もありません。そのデータは本物です』
Aさんは無表情のまま、単調な口調でそう言った。
万「じゃあなんで…
敵に塩を送るような真似をする」
野「次の戦いは、僕にとっては聖戦なんだ。
人類が本当に進むべき道がどちらなのか。
アレスの天秤は本当に人の未来を帰る力を持っているのか…僕にもまだ答えは分からない。
だから、僕は君達と正々堂々と戦いたい。
戦って答えを見つけたいんだ。自分達の全てをかけて…！」
野坂…。
隣に立っているAさんは目を伏せる。
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月織ひかり(プロフ) - かなりさん» ありがとうございます！野坂君ですね！候補に入れておきます...！ (2020年5月3日 11時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 月織ひかりさん、落ち候補で私は野坂君に入れてほしいです！これからも体に気をつけて頑張って下さい！応援しています！！ (2020年5月3日 9時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» 多分夢主ちゃんも、御堂院を負かしたことをとっても嬉しく思ってると思います(笑)アレス編後半ではタツヤ達との絡みが少なかったですしね....！オリオン編でご期待ください！応援ありがとうございます！頑張ります...！ (2020年5月3日 2時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - 体に気をつけて頑張ってください^^*応援してます！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - アレス編完結おめでとうございます！御堂院に向かって1番の笑顔で「残り数分の自由時間を楽しんでください」といった夢主ちゃん、とてもかっこよくてスカッとしました！笑 世界編で、夢主ちゃんとタツヤたちの関係がどう動くのか、とても楽しみです！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2020年5月1日 14時
