三国先輩 ページ42
霧野蘭丸side
本当に、わざとなのかと思うほどAが鈍感すぎる。
この前、少し攻めたことをしたがその後も特にAが俺を意識する素振りはなく、今日も絶好調でバカをやっている。
その日の部活の練習の時なんて……
天『「見てください！霧野先輩！」』
霧「ん？どうした？」
天馬とAが、俺のところに来た。
『見ててくださいね〜！』
Aが髪を解き、俺と同じ髪型にした。
…髪を解く仕草にも少しド キッとしてしまった。
そして天馬が霧吹きを両手に持っていた。
天「準備出来たよ〜」
『よし！いくよ！！』
何を始めるんだ…と思ってみていた。
『ザ･ミスト』
Aがそういった後に、天馬が凄い早業で霧吹きで霧を作っている。
『以上。霧野先輩の真似してみたのコーナーでした』
３年生一同「wwwwww」
霧「A。天馬。そこに並べ。」
________________________
まるで俺のことを意識していない。というかただの部活の先輩というふうに見ているようだ。
三「どーした霧野。また悩み事か。聞くぞ？」
霧「…三国先輩〜それがですね」
10分経過
三「あ〜…。まぁAは、天然という名の馬鹿だからなぁ」
霧「ですよね。馬鹿の上に鈍感ですからね。俺の事なんて微塵も意識してないんですよ」
三「いや、でもAが1番懐いているのは霧野。お前だぞ？」
霧「それ絶対別の意味で懐いてるんですよ…。この前本人も言ってました。可愛いから好きって。」
好きって言われた時こそ舞い上がったが、後々考えるとあのAの好きは恋愛面じゃない。
三「Aはあんなだけどモテるからなぁ〜。霧野。しっかり攻めていけよ。」
霧「せ、攻めっ…！？はい…頑張ります」
その後また練習に戻り、家に帰った。
霧「ただいま〜」
霧母「おかえり。ご飯もう少しだから」
俺は自分の部屋に行き、ベッドに倒れ込んだ。
「Aあんなだけどモテるからなぁ〜」
当然かもしれないけど…やっぱモテるんだな。A。
そりゃそうだよな。運動神経いいし、可愛いし性格は全体的にフワフワしているし。
…でもなんか嫌だな。Aがモテているのは。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rui - こんにちは私久しぶり読みました作品終わってもこれからも無理せずに頑張って下さい☆もし良かったらイベント参加出来ら嬉しいです「あなたの小説読ませて下さい。」ですお返事お待ちしています。 (2020年8月8日 22時) (
レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 茶々さん» すごい嬉しいです...！！ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年8月9日 19時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
茶々(プロフ) - 久しぶりにイナgoの小説読みたくなってたまたまこの作品に出会ったのですがすごく面白いです！蘭ちゃん好きにはたまらないです！これから一気に最新話まで読みすすめるのでこれからも更新無理せず続けて欲しいです。 (2019年8月9日 17時) (レス) id: a36bf084b7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» おっけーだよ！更新楽しみにしてるね！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - 出来ればちょこちょこ見て下さい！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかり | 作成日時：2019年4月6日 1時
