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若利を落ち着かせると、思い出したように話し始めた。
「……結婚は、無くなったらしい」
「「え、」」
天童も俺も唖然。
「ついさっき母親にも連絡が来たらしい。色々とお祝いの品を貰ったのに悪いと」
「じゃあチャンスじゃねえ！？」
俺の言葉に天童も頷く。
「…………ああ、連絡先も貰った」
友達の恋愛が上手くいきそうになる、と分かるのはこんなに嬉しいことだったのだと初めて知った。
少し微笑みながら携帯を見ていた。
「メッセージくらい送ってみたら？」
この感じ、久しぶりだ。
高校の時よくあった。男友達が好きな子にメールする内容をみんなで考えて、返事が来たらまた考えたりして。
当時は俺にもそういう子が居たらいいなんて思っていた。
でもやはり俺は友達の "相談役" 、がピッタリだ。
「………若利だ、久しぶりに会いたい、とかは？」
「ウーン…まあ無難なのはソレだよねえ」
俺と天童でメッセージの内容を考えていると、若利は眉間に力を入れ怖い顔をした。
「…………すまん、俺のせいで」
若利が謝るだなんてことは滅多に無く、俺達は驚いて顔を見合わせた。
「そんなの気にしなくていーんだって、ね？英太クン」
「おう、ダチが困ってんだから助けるのは当たり前だわ」
ただのダチじゃない、俺達は高校時代苦楽を共にした仲間なんだ。
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池田(プロフ) - 水素と酸素さん» そう言っていただき本当に本当に嬉しいです！！！！浮いちゃうのは強すぎです！笑 (2020年11月25日 9時) (
レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
水素と酸素 - 大泣きした。最高すぎて布団の上にある枕涙で浮きました (2020年11月24日 17時) (レス) id: 26b4c0de6c (このIDを非表示/違反報告)
池田(プロフ) - さくさん» 全てだなんてとても嬉しいです……！ありがとうございます！！！ (2020年9月25日 7時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 池田様の作品全て読ませて頂いてます！！大好きです (2020年9月22日 20時) (レス) id: 400b467cc4 (このIDを非表示/違反報告)
池田(プロフ) - アイさん» 嬉しいです！ありがとうございます〜！ (2020年9月19日 20時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池田
| 作成日時：2020年9月17日 19時
