【HQ】隣の314号室【日向翔陽】

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宮治がおにぎり宮を東京出店させてます。笑


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そしてついに日曜日。

北先輩と向かった体育館は大きかった。


「観客席行く前にちょっと寄ってええか」


後輩が飯屋出しとんねん、と。


「よお治」



そう呼ばれた店長らしき人はめちゃくちゃ背が高い。


「北さんじゃないすか！！！なんでここに！？」


「なんでも何も試合観にきたからに決まっとるやろ」



何がええ？と聞かれて咄嗟に目の前にあったのを選ぶ。


「彼女っすか？ついに？」

「会社の後輩や」

「なんやあ、北さん結婚してくれやな孫の代まで自慢できませんやん！」

「まあいつかな」

おお、北先輩が嬉しそう。


「じゃあまた！会いましょう！…後輩さんも！」


「おん」『…どうも』




『北先輩！お金払います』

「ええよそんなん。俺のが稼いどるし」

『あ、あざす！』


なんていい人なんだ北信介は。


観客席に行こうとしたら、今日する試合のポスターが貼ってあった。

ブラックジャッカルと書かれたポスターには、選手の皆さんが写っていて、その中にオレンジ色も見つけた。


『ほんとに、プロなんだ』

「おもろい奴や」


また笑う。
今日はよく笑う。よっぽどバレーボールが好きなのかな。


そして観客席につき、試合を観た。

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