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「なんで俺なわけ?夜久、お前が凡さんを誘え」
「はあ?いやそっくりそのままお前に返すけど!?」
「だってお前、凡さんがマネージャーになってから全然話してねえじゃねえかよ。そんなんじゃ花火んときどうすんだ」
「それとこれとは話が違えだろ!」
俺ら2人の会話をいつものように楽しそうに海は聞いている。
「…………あーー、あのさ、」
『…ん?夜久くん?どうしたんですか』
「明日午後練終わったあと、1年みんなで飯食って花火しようぜってなったんですケド、
凡さんもどうかなーって」
『花火?』
結局俺が聞くことになったし。
凡さんが着替え終わり更衣室から出て行った瞬間、俺は後ろを走って追いかけた。
折角制汗シートで汗を拭いたのに、また汗が出てきた。
凡さんはちょっと考え込んで、すぐにパッと明るく笑顔になった。
『行きます!私、花火大好きなの!』
長くて綺麗なポニーテールが揺れたと同時に、俺と凡さんの目が合った。
「そ、そっか!良かった!なら、また明日!」
『うん!誘ってくれてありがとう!』
「おう!!じゃあな!」
そう言うと凡さんはバイバイ、と手を大きく振って帰っていった。
……………超可愛い。何だあれ。
「あれれ?夜っ久ん、顔赤いよ?」
「夏だからに決まってんだろ!」
「ほんとに?」
本当だし。夕方だけど夏は暑いからな。
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池田(プロフ) - ハクさん» お忙しい中読んでくださりありがとうございます!!!いつもいつもコメントしてくれて本当に嬉しいです……! (2020年8月20日 7時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 最近忙しくて池田さんのお話を読めてなかったのですが、やっと追いつきました〜!今回も最高で素敵です…!!きゅんきゅんしっぱなしでした/// (2020年8月20日 6時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
池田(プロフ) - さゆさん» こっちのセリフです!(笑)ありがとうございます頑張れます〜! (2020年8月16日 11時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 池田さん» 嬉しいと言ってくれるなんてもったいない言葉です…!頑張ってください!! (2020年8月16日 8時) (レス) id: d211bb56f4 (このIDを非表示/違反報告)
池田(プロフ) - さゆさん» さゆさんまたまたコメントありがとうございます!!本当に嬉しいです!これからも頑張ります〜〜!! (2020年8月15日 23時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:池田 | 作成日時:2020年8月12日 20時