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「–––––でさ、その時月島がよー！」
『ふっ、月島くんってそんな感じなんだ』
「月島と影山ってなんかこう相性悪いんだよなーいつまで経っても」
なんで、こうなった。
影山くんは何も話さず一歩後ろに居て日向の話を聞いてるだけ。
私と日向は二人で歩き会話している。
二人きりで帰れるとは思ったのに。
でも憧れの人と同じ空間にいるってだけで心臓の音は鳴り止まない。
「って、影山なんか話せよなー」
「うるせーよ」
そのあとも影山くんは全然話してくれなくて、分かれ道になった。
『私、こっちだから！じゃあね』
「あー、俺も、こっち」
「は？影山はいつもあっちじゃん」
「こっちからのが近いんだよボゲ」
「道わかんなくなっても知らねーぞー」
日向は自転車で早々に行ってしまった。
『–––––こっちで、よかったの？』
「ああ、その…家まで送ってく」
こんなセリフを影山くんが言うなんて。
どうしよう。心臓の音がもっと大きくなり、顔も赤い気がする。
『私の家、すぐだよ。まっすぐ行ったら着く！』
「そうか。でも、まだ全然話してないから色々話そう」
折角一緒に帰ったんだし、と小声で恥ずかしそうに言うのが聞こえた。
なんか、可愛いなあ。
日向も弟みたいだと思ったけど、影山くんもかも。
『うん、いっぱい話そう』
それから私達は一本道をゆっくり、ゆっくり歩いた。
一緒に帰る日も、増えた。
–––––青葉城西との試合の日に、なった。
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池田(プロフ) - 澪さん» 返信遅くなりすみませんm(_ _)m 本当にありがとうございます！！！ (2020年6月20日 22時) (
レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - うわああああああ、好きです。（唐突）すごく、心が温かくなりました！ (2020年5月30日 21時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
池田(プロフ) - すの丸さん» そう言ってもらえて本当に嬉しいです！こちらこそありがとうございます！！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 7362264056 (このIDを非表示/違反報告)
すの丸(プロフ) - 読んでいて凄く幸せになれました！素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 030f2978b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池田
| 作成日時：2020年3月17日 9時
