事故死したら、トリップしました？！ (ページ37)

今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:13,767 hit

34話ページ37

貴方side

回想
殺「ではそれをエタノールに投入しましょう
気体を吸わぬよう気をつけて」

奥「はいっ！」

殺「君は、理科の成績は素晴らしいですけどねぇ」

奥「...はい、でもそれ以外はさっぱりで
E組に落とされても仕方がないです
特に...国語が
言葉の良し悪しとか、人間の複雑な
感情表現とか、何が正解か分からなくて」

殺「...」

奥「...でもそれでも構いません
数学や化学式は絶対に正解が
決まってるから」

奥「私には気の利いた言葉遊びも
細かい心情を考える作業も必要
ないんです」

殺「...そうですねぇ」ｼｭﾊﾞｯ

殺「では、そんな君に先生から宿題を
あげましょう」

回想終了

茅「で、その毒薬を作って来いって言われ
たんだ？」

奥「はい!!理論上はこれが1番効果があるって!!」

渚「毒物の正しい保管法まで漫画にしてある
相変わらず殺せんせー手厚いなぁ...(汗)」

奥「きっと私を応援してくれてるんです
国語なんて分からなくても
私の長所を伸ばせばいいって」

...この時の奥田さん苦手だな...

渚「あ、来たよ渡してくれば？」

奥「はいっ！
先生これ...」

殺「流石ですでは、早速」ｺﾞｸﾝｺﾞｸﾝ

殺「ﾇﾙﾌﾌﾌありがとう奥田さん
君の薬のおかげで...先生は、新たな
ステージへ進めそうです」

奥「...えっそれってどういう...」

殺「グォオオオ！」ﾋﾟｶｯ

殺「ふぅ」ﾄﾞﾛｯ

全「「「溶けた！」」」

殺「君に作ってもらったのはね先生の細胞
を活性化させて流動性を増す薬なのです」

貴「え、なにそれキモイ」←

殺「( ；∀；)」←

殺「コホン液状ゆえにドンなすき間も
入り込む事が可能に!!
しかも、スピードはそのままに!!
さぁ殺ってみなさい！」

貴ｽﾀｽﾀ

前「え、ちょ無理無理無理！
床とか天井に潜り込まれちゃ狙いよう
ないって！」

渚「え、ちょあAぉおおおお！」

貴「えい」ﾄﾞｽｯ

殺「ニュヤーッ!?」

殺「ちょっとAさん！殺す気ですか！」

貴「え、殺せって言ったの先生じゃん？」

殺「(;`皿´)ｸﾞﾇﾇ」

茅「ていうか、奥田さん！先生あの薬毒って
言ったんだよね?!」

奥「∑(ºωº｀*)騙したんですか?!」