事故死したら、トリップしました？！ (ページ22)

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19話ページ22

貴方side

殺「お題にそって短歌を作ってみましよう
ラスト、七文字を「触手なりけり」
で締めてください」

ﾌﾟｼｭｰ

確か1番先生が油断する時間

貴「先生！できました！」

殺「持ってきてください！」

ｽﾀｽﾀ

茅「！」

中(A?!)

寺ﾆﾔﾘ

今！

ﾋｭｯﾄﾞｯ

殺「言ったでしょう？もっと、工夫を」
ｷﾞｭｯ

殺「?!」

貴ﾆｺ

寺「今だ！」

ﾊﾞｧｱﾝ!

渚「A！」ﾀﾀｯ

貴「っ...」

寺「っしゃあ！百億いただきィ！」

茅「ちょっと寺坂、Aに何持たせたのよ！」

寺「あ？オモチャの手榴弾だよ
ただし火薬を使って威力を上げてる」

前「おい！Aは、女だろうが！なんでそんなもの持たせたんだよ！」

寺「あ？自分から言って来たんだよ。
まぁ、元は渚に持たせるつもりだったん
だがな」

茅「え？そうなの？渚」

渚「うん...」

前「なんでとめなかったんだよ！」

渚「Aは、一度決めたら何があっても
曲げないんだよ。それにあんな真剣な顔
で言われたら...」

寺(無傷...？火傷一つ負ってないのか？
それにこの膜タコの死体に繋がって...)

殺「実は先生月に一度ほど脱皮をします
脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺した
つまりは、月一で使える奥の手です」

貴「はは、ほんと先生なんでもありだね(汗)」

殺「寺坂吉田村松、首謀者は君らだな？」

寺「えっ、いっいや...浅川が勝手に」

Wow…真っ黒...

ﾋﾞｭﾝｼｭﾊﾞｯ

寺「え...あ...(俺らん家の表札？！)」

殺「政府との契約ですから、先生は決して
君達に危害は加えないが
次また、今の方法で暗殺に来たら
君達以外には何をするか分かりませんよ」

寺「な、なんなんだよ...テメェ...
迷惑なんだよぉ！
いきなり来て地球爆発とか、暗殺
しろとか...迷惑なやつに
迷惑な殺し方して、
何が悪いんだよォ!!」

殺「迷惑？とんでもない君達のアイディア
自体はすごく良かった
得にAさん君の肉迫までの
自然な体運びは百点です
先生は、見事に隙を突かれました
それに、自分を犠牲にしてまで大切な人
を助けようとした」