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恋音 哲人side ページ6

そのあと花恋と勇人さんとご飯を食べた。






勇人さんは寝ちゃったから、花恋と2人で話をした。





興味本位でこんなことを聞いてみる。





哲人「花恋てさ、彼氏いたことある?笑」






花「なんで!笑 言いません。」





哲人「ケチやなぁ!!」





花「うるさいなぁ!笑」





哲人「ふ〜ん。(まぁそんな可愛けりゃ
いただろうけどね)」





哲人「じゃあプロ野球選手の中で誰がかっこいいと思う?」





花「う〜ん… 」





哲人「(俺かな。 そしたら…)」





花「井端コーチと、亀井さん」





哲人「渋い笑笑」





花「いいの!まぁみんなだいたい好きだよ。
お世話になってる人多いから」




哲人「へー。俺その中に入ってる?笑」





少しだけ間があった。花恋は驚いた顔をして




花「当たり前でしょ」





そういって花恋は見上げてくる。
可愛い。今まで見てきたどんな女の子よりも。
なんだこの感情。


でも俺のことがこの瞳に映ってないことを俺は
知ってる。もっと見て欲しい。
野球をしてる姿も普段の姿も、全部。







花恋が誰を好きでも、振り向かせたい。
そしていつか自分のものにしたい。




花「哲人くん?おーい」




俺は花恋の手を掴んだ。






花「え?え?笑 どうしたの?」






哲人「なんでもない。(見とけよ)」






きっと俺は花恋が好きなんだ。
その笑顔を絶対俺のものにする。







勇人さん、これ聞いたらなんていうかな笑

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作者名:桃華花恋 | 作成日時:2018年4月27日 6時

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