名前 ページ6
あんなに長い間居た孤児院とのお別れは呆気なかった。
孤児院の先生も「お元気で」ぐらいで、私が名前もまだ知らない人の車に乗らされても、真顔だった。
何もかもわからないまま車に乗らされたが、今思えばこの車は大きすぎる。お金持ちの人が乗るような長い車で、運転している人もこの車にあっているような格好の人だった。
車の中を見回していると、さっきの男の人がわたしの隣に座ってきた。
?「そういえば、まだ僕の名前まだ言ってなかったね、」
🐥「僕の名前はフィリックスって言うんだ、他のメンバーからは、ヨンボクって呼ばれてるよ、これからよろしくね」
ニコニコで話すフィリックスさんは、黒いスーツに合わない天使のような顔をしていた。
私はこの人を信じてもいい気がした。
孤児院の先生も信用しているみたいだったし
でもどういう関係で私を迎えに来たのだろうか?
よっぽど険しい顔をしていたのか少し気まずそうに
🐥「えっと…、まだ何もわからないと思うから“僕たち“の事についてお話しするね。」
って言ってくれた。
フィリックスさんが勤めている所は、“裏社会“と言われるとこらしく、俗に言う敵をボコボコにしたり、色んな取引をする所らしい…。
フィリックスさん以外にも、他に7人のメンバーが居て1人は偉い人らしい。
他にも、これからいくところところなど教えてくれた。
少しの沈黙が流れた後、
🐥「Aちゃんは、Aちゃんの両親がなんで亡くなっちゃったか知ってる…?、」
なんで、フィリックスさんは私の両親の事を知っているんだろうか、今思えばどうして私の名前を知っているのか気になった。
🐱「…どうして、フィリックスさんは私の事や、私の家族のことを知っているんですか?」
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ミオ(プロフ) - すみません!! 教えて頂きありがとうございます。 (8月21日 15時) (レス) id: 62cb1dbf1f (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるのでオリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (8月21日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミオ | 作成日時:2023年8月2日 1時