Prologue ページ1
バーボン。バーボン。
安室、安室透...。
僕...?いや、俺は零。
降谷零だ。
学生時代に幼馴染と志した警察官になって、警察庁の公安局に配属された。
所属早々の潜入捜査...。
現在、潜入してる組織は巨大なシンジケート。
昼夜、我を殺しながら偽りの名で組織に馴染み、情報を引き抜く。
日々、偽りの名を通すことで元の自我が歪むときがある。そういう時は決まって家族を思い出す。
何故だろう。特に兄さんのことになるととても暖かい気持ちになるんだ。
俺には自慢の兄がいる。彼もまた、俺と同じように昼夜何かと戦っている。
詳しくは話せないと目を伏せた兄が思い出される。
それは俺もだ。
あぁ、兄さんに会いたい。
会って昔みたいに沢山話したい。
「ふぅ...。俺は降谷零だ。」
そして、兄の自慢の弟だ。
そう呟くと、さっきのモヤモヤは消え去り、落ち着いた眠りへと落ちていった。
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ta0628tm0105(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年2月28日 21時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し7457号 x他1人 | 作成日時:2019年3月12日 1時