不真面目10% ページ14
赤羽はいきなり私の手をぎゅっと握りしめた
『な……なに…っ………私1人で歩けるし…』
第一、私が恥ずかしいんだよ
「はいはい、時間かかるんだから早く行くよ」
『話聞けよクズ』
「なに、ゴリラさん。日本語で喋ってね」
『……………』
最高にムカつくよお前
ある意味天才だよ
ゴホンッ
とりあえず落ち着こう、こいつのペースに持ち込まれるのは嫌だからね
『ていうか、カルマ、手繋ぎたかったの?』
「うん」
『えっ』
即答じゃん。こいつデレ期なの?
「Aが嫌なら繋がなくてもいいよ」
………なにそれ、誰でもいいってこと?
……まぁ、私達が付き合ってるって訳じゃないし、
私がカルマに対して好意を持っているわけでもない。
何も気にすることないじゃん!
『…………なのに……何で……』
何も傷つくことなんてないのに
.
『………痛い……』
.
何で胸が痛いの
.
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作者名:すとろべりーほっとけーき | 作成日時:2017年10月22日 15時