不真面目な優秀生徒【赤羽カルマ】 (ページ11)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:782 hit

不真面目7% ページ11

映画を見始めようとしたときに、電話がかかってきた

『………はーいもしもーし』

《A！！今すぐ学校へ戻りなさい！！！

先生から電話がかかってきたわよ！！》

うわぁ……お母様じゃないですかぁ……

面倒くせぇ、うちの母さん怖えんだよ………

『………私、母さんにフルーツでも買ってあげようと思って……

最近、ストレスで疲れてるでしょ？……だから……』

こうなったらやけくそで嘘ついてやる…！！

《A………

早く行け、さもなくば体中の神経麻痺させるぞ》

うぉぉ………こっわ…！！

声がどす黒い………

心のそこから思ってるなこれ

『………はい』

とりあえず電話を切って学校行く準備しないとね…

「どんな内容だったの？」

『………学校行けだって』

もうあそこまで怒られたら行くしかないなぁ…

「ねぇ」

びっくりしたぁ……急に大っきい声出さないでよ

『なに』

「Aの学校ってここから何分くらいかかるの？」

はぁー？どうしたんだよ本当

んー……、どれくらいかかるんだっけ……

『……確か、10分から15分くらい？』

「Aの家からは？」

………私の家かぁ……

最後に帰ったの、数カ月くらい前だなぁ

高校までがめっちゃ遠かったから最近は友達の家とかにお世話になってたんだよね

『えーと、……1時間？くらい？』

「じゃあさ

.

俺ん家来なよ」

.

…え？

　

.