146話 ページ22
そ「落ち着いた？」
『はい…すみませんでした』
「あぁ別にいいよ｡傷､手当するよ」
『あ、大丈夫です｡自分でやります』
無意識に腕を自分の爪で食い込ませていて血が出ていた
「…あのさ、俺の家来ない？」
『え？録音ですか？』
「そうじゃなくて､
しばらくの間俺の家で暮らさない？」
『え…?』
「俺は基本家にいるから
家政婦みたいなのほしかったんだよなー｡それに
…このままここにいたってつらいだけでしょ」
確かに今の私はここにいられる自信が無い
静かで息苦しくてまた傷が増えてしまう
家政婦は普段家でしている事をすればいいだけ
そらるさんは基本家にいるし
『おじゃましちゃってもいいですか』
「どーぞどーぞ
布団あるし夜二人はさすがに俺殺される予感しかないから毎日誰か歌い手呼んで二人きりを避けよう」
『分かりました』
「まふまふに置き手紙かなにかしときなよ」
『いえ､大丈夫です
今の真冬にとって私は家に居座ってるだけの人ですから』
「じゃあ行くか」
荷物をまとめて下に降りるとそらるさんがタクシーをつかまえててくれた
そらるさんが初日に呼んでくれてたのはluzさん
luzさんは五日後のツアーまで泊まってくれるそうだ
＿そらるさん宅＿
『おじゃまします』
そらるさんは今の家が定着してるらしく私が最初に住んでいたマンション
部屋はあんまり変わらないのに景色が違うから不思議
そらるさんの家は普段あまり人を呼ばないらしく今の私の家と比べると部屋数は少ない
私と真冬の家はゲームしに来る歌い手さんも多くそのまま泊まることがあるため部屋数が多い
いつか子供部屋にと私は考えていた
部屋が広いから尚更一人になると苦しくなった
この家は少し落ち着く
そらるさんらしく黒を基調としていて真っ白なウチとは対象的
それはそうとluzさんとそらるさんはいきなりお酒飲み始めたし私これ大丈夫かな(今更感)
でも久しぶりのこの感じ好きだなぁ
男子ばかりで真冬がいないから隠れられない
これはある意味成長できる
いつも守ってもらってばっかの私
もう少し大人の女性になって真冬に会いたい
それまで待っていてね真冬
私は私で頑張るから
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ノイズ(プロフ) - クリームさん» これＫらもがんばってください｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年3月1日 10時) (
レス) id: 910544e192 (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - ノイズさん» ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年2月28日 20時) (レス) id: 62d9a135e4 (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - ねずこさん» 作品の今の流れにあったものならぜひ載せたいです！ (2018年2月28日 20時) (レス) id: 62d9a135e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノイズ(プロフ) - めちゃくちゃ泣けました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年2月21日 6時) (レス) id: 910544e192 (このIDを非表示/違反報告)
ねずこ - クリームさん» 番外編…とかとか…書いてもらったりとか…リ、リクエストとかとか…出来たりなんかしますか…ね…？ (2018年1月25日 20時) (レス) id: 32cf9c696c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2017年10月18日 21時
