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ヴァウ ページ6
バラムside
あの子なんだか気になるんだよね…
あ、好きとかじゃないよ？
あの子が僕の前を横切ったとき、すっごく甘い匂いがしたんだ。
多分気のせいなんだろうけど…
でも甘い匂いだけじゃなかった
いろんな魔生物とか魔植物の匂いも微かにしたんだ…
「もしかしたら……うーん、やっぱり分からないなぁ」
カルエゴくん来るまでまだ時間あるかな？
少しだけ散歩しよう…
何か閃くかもしれないしね
中庭ーー
今日も念子たちいるかな？？
時間ちょっと遅めだけど…
ﾆｬｧｰｰｰ
「あ！いた！」
ﾐｬｧｰｰｵ
どうしたんだろ…いつもと様子が少し違うような…
「そこに何かあるのかい？」
ﾆｬｰｰ
なんだろ…
「！！！」
「これは…黒い、羽？」
かなり大きい、ここら辺にこんな大きな黒い羽を持った生き物いないはずだよね
…まさか！！
「新種！？！？」
だとしたら、すぐ戻って調べなきゃ！！
一方ノアはーーー
ノアside 自宅ーーー
…疲れた
でも念子かわいかったから、まぁいいよね
待って。
羽、落ちてないよね？？
誰もいなかったし歩くのもしんどかったから
迷わず飛んじゃったけど、、
バビルスの外ならまだしも…
「バビルス内、だったら……」
明日朝イチで探しに行こう
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作者名：なし | 作成日時：2022年9月3日 20時
