幽霊が2人 ジェットコースター殺人事件 始 ページ3
我が家は広い
自慢ではないが凄く広い
元大人気女優と超人気作家が夫婦なのだから
そうなるのかもしれないがもう一度言う、広い
現在両親は海外に行き弟の新一１人が家を守っている
我が弟ながら心強い
まぁ私も帰れそうなら今日のように帰っているが……
《雨ザーザーで嫌だね…陣平ちゃんなんて見て！
天然パーマが爆発寸前なんだけど》
「うわっ、いつもよりチリチリじゃん
………っていうか４人で１つの傘はキツイって！！」
そう、この幽霊(？)たち雨に当たるのだ
《仕方ねぇだろ！！
雨に当たったら風邪引くんだぞ！》
幽霊なのに？
《ごめんねA、オレが傘持つから許して？》
ポルターガイスト現象になるやろがい
ほら、すれ違った人ガン見した
多分見えていない人たちには
今私の上に傘が浮いているように見えるのだ
………想像しただけで面白いな
「まぁ、暗いし天気悪いし……いつもより人通りが
少ないから良いか」
さっきすれ違った人には申し訳ないが
お酒の飲み過ぎだということで脳内解決してもらおう
《な、なぁAの家の前にガキがいるぞ》
は？
《ほんとだ〜チャイム押そうとしてるのかな…
凄いピョンピョン飛んでるじゃん超ウケる〜》
ウケるな
「は、！？ね、姉さん！！！」
ピョンピョン飛んでいた子どもは私に近づいてくる
………ん？
「おかしいね、小さいのに着ている服のサイズが
合っていない。まさか元のサイズから小さくなった？
でもそんな非科学的なこと……」
「さ、流石姉さん！俺だよ俺！新一！！」
「なるほどねぇ………はぁぁぁぁ！！！？？？」
《こ、声が大きいよっ！》
だって17の弟が7歳くらいに小さくなってるんだもん
そりゃ声出ちゃうよ
「ん？何か騒がしいと思ったらA君ではないか」
「あ、博士……お騒がせしてすみません」
《髭にミートソースついてっぞ、おっさん》
あ、ほんとだ
「それで隣の子は……」
「あぁ、この子実は」
「A君の子どもか！？」
なんでやねん
《まぁそう考えるよね》
《っwwww博士、超面白いんだけど〜》
幽霊どもうるせぇなぁ
今度絶対に寺&教会行ってやる
「ち、ちげぇよ新一だよっ！薬で小さくされたんだ！
黒い服の奴らに！！」
《く、黒い服！？》
《諸伏ちゃん、何か知ってるの？》
《あ、あぁもしかしたらこの子毒薬を
飲まされたのかも……》
ど、毒薬！？
「と、とにかく博士と新一！家に入って！！」
あぁ……小さい頃の新一の服探さなきゃ
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月奏星(プロフ) - 幽霊が29人 番外編3のやつって銀魂ですか？ (2023年4月10日 14時) (
レス) @page30 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコチ明 | 作成日時：2023年3月5日 12時
